宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/10 13:00 更新 2182黒点群でフレアの発生が続きました。太陽風磁場の影響で磁気圏活動はやや高まっています。 担当 篠原 太陽の南西(右下)の2182黒点群は、 その後も活発に活動を続け、 9日16時(世界時9日7時)にM1.2の中規模フレア、 その前後に、C7.9、C4.2、および、 C1〜2の小規模フレアを7回ほど起こしました。 活発な活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 しかし、2182群は今日に入った頃から静かになり、 フレアの発生は止まっています。 GOES衛星のX線グラフは、変化がなくなっています。 太陽面で目立つ黒点は2182群と、 南東の2186群だけになり、 少し寂しくなっています。 太陽風は、速度が370km/秒から330km/秒に下がり、 より低速の風に変わっています。 磁場強度は、8nTにやや強まった状態が続いていて、 磁場の南北成分は、 頻繁に -5nTくらいの南向きに変化しています。 このため、磁気圏の活動もやや高まった状態が続き、 AE指数は、500nT前後の変化が続いています。 ただし、太陽風の速度がより下がってきたことや、 今後、磁場の強まりが弱まると考えると、 磁気圏の変化は次第に小さくなっていくでしょう。 台風19号は、13日(月)頃に九州直撃になりそうな予報です。 今日はかなり強い東風が吹き続けています。 この様子だと、月曜まで3連休のため、 今日の夕方に高専内のLANは停止することになりそうです。 ニュースの公開は臨時サーバーで続ける予定ですが、 フレア情報などのリアルタイムの更新はできなくなります。 申し訳ありませんが、ご了解下さい。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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