宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/10/ 9 12:55 更新 太陽風磁場が強まり、磁気圏の活動を高めています。M1のフレアが2回起きました。 担当 篠原 昨日の午後から、太陽風の磁場が南向きに強まり、 磁気圏の活動度が高まっています。 ACE衛星の観測によると、 8日18時(世界時8日9時)頃から、 太陽風の磁場強度が10nTに上がり、 途中、一時的に弱まる変化もありましたが、 今朝にかけて強まった状態が続きました。 現在は7nTと、平均的な強度に戻りつつあります。 磁場強度が高まるとともに、 南北成分は南向きに振れて -8nTに強まり、 現在まで-5nT前後の変化が続いています。 その間、太陽風の速度に大きな変化はなく、 350km/秒から370km/秒に少し上がった程度です。 太陽風の乱れの影響で、磁気圏の活動度が高まり、 AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が 半日にわたって続いています。 世界時8日22〜23時頃のオーロラの様子を、 昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 皆既月食が終わったばかりの満月のため、 空全体が明るく写っていますが、 その中をオーロラの光が激しく踊っています。 磁場強度が下がってきているので、 太陽風の乱れは終わりに近づいているようです。 もうしばらく、にぎやかなオーロラが見られそうです。 太陽では、南西(右下)の2182黒点群で、 M1.3、M1.4と2つの中規模フレアが 9日10時半、11時(世界時9日1時半、2時)に起きています。 2182群は、黒点も大きくなっていて、 しばらく注目して下さい。 昨夜の皆既月食は、晴天に恵まれて、 最初から最後までじっくりと見ることができました。 台風一過で空気が澄んでいたのか、 一層きれいに見ることができた様に思います。 その台風は、早くも次の19号が九州に近づいています。 週末は校内のLANが停止される可能性があり、 仮サーバーに引っ越ししなければいけないかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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