宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
昨日、M1.0の中規模フレアが、一昨日もM5.1の中規模フレアが発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/30 --- ---
9/29 21:04 C3.4
14:37 C5.4
13:26 C2.6
05:26 C4.1
02:06 M1.0
9/28 19:55 C2.9
15:58 C6.3
11:26 M5.1
10:09 C3.4
08:28 C3.1
00:32 C2.3

黒点  9/30 (NOAA)
磁場 フレア
2171 5 β ---
2172 28 βγ C3
2173 11 βγ M5
2175 11 βγδ ---
2176 4 β C2
2177 17 βγ C5
2178 3 β ---
2179 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 375 -4.9
-2 h 361 -2.3
-4 h 356 -1.7
-6 h 359 -2.6
-8 h 374 -3.3
-10 h 362 -3.3
-12 h 365 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -22 -/ -
-2 h -19 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -20 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
9/30 0.6 4x10^3
9/29 0.4 3x10^3
9/28 0.4 3x10^3
9/27 0.4 9x10^2
9/26 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 9/25 11:57 太陽風磁場は南寄りが続き、磁気圏も活発です。イエローナイフのオーロラをどうぞ。
2014/ 9/26 12:30 太陽風はやや高速の風が続いています。
2014/ 9/27 12:04 太陽の東端で大規模な噴出が発生しています。太陽風はやや高速です。
2014/ 9/28 09:30 太陽風は平均的な速度に下がっています。M1の中規模フレアが発生しました。
2014/ 9/29 12:11 M5.1、M1.0と中規模フレアが2回起きました。太陽風はやや低速です。
最新のニュース

2014/ 9/30 12:06 更新
太陽風磁場が南寄りになり、オーロラが強まっています。

担当 篠原

太陽風は、370km/秒とやや低速の状態が続いていますが、
磁場の南北成分が南向きに振れる様になり、
-4nT程度の南向きが続いています。

このため、磁気圏の活動は再び高まって、
AE指数には、800nTや1100nTの大きな変化が記録されています。
この2つめの山にあたる、30日4時(世界時29日19時)頃の
南極昭和基地のオーロラの様子を紹介します。

ちょうど夕暮れの頃で、明るさの残る空が暗くなるとともに、
オーロラが、南(高緯度側)の低い空から頭の上に移動して、
やがて激しく空全体に広がっています。

ACEのグラフの最後では、
太陽風磁場の強度が6nTに少し上がり、
南向き成分も-5nTに少し強まっています。
オーロラの活発な活動は、この後も続く可能性があります。


太陽では、Cクラスの小規模フレアが続いています。
東の2177群のC5.4を最高に、
2173群でC2.1、C2.2、C3.3、2176群でC2.2、
などが起きています。

一方、2172、2173黒点群は次第に小さくなっています。



南極の昭和基地で、世界時29日19時頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。