宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/26 12:30 更新 太陽風はやや高速の風が続いています。 担当 篠原 太陽風は、やや高まった状態が続いています。 速度は450km/秒とやや高速で安定し、 磁場強度も7nTと少し強まった状態です。 27日周期の図を見ると、 前周期(8月29日以降)に見られていた太陽風の弱い高まりが、 そのまま回帰しているように見えます。 継続期間も前周期の様に長期にわたるのか、 この後も注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 一時、やや北寄りに変わったように見えましたが、 現在は0nTをはさんで、 南北に+5〜-5nTくらいの変化をしています。 磁気圏の活動も、一旦静かになりましたが、 AE指数の図の終わり頃に、 再び800nTの中規模の変化が起きています。 前周期の様に、このまま南寄りの傾向が続けば、 オーロラの活動も高まった状態が続くでしょう。 現在の太陽風の状況を受けて、 放射線帯の高エネルギー電子も増加を始めています。 まだ1000を超えた程度ですが、 引き続き増加する可能性があります。 太陽は、中央部に、2171、2173、2172、2175と 4つの黒点群が集まって、にぎやかになっています。 SDO衛星による拡大写真を掲載します。 どの群も黒点数が多くなっていて、見応えがあります。 これらの領域で、今朝、 26日4時から7時(世界時25日19時から22時)にかけて、 フレアやフィラメント噴出が連続的に発生したので、 SDO衛星AIA131と304による動画を掲載します。 初めに、左下の2172群でC3.2の小規模フレアが発生し、 続いて、右下の2173〜2171群のあたりから、 ダークフィラメントが噴出します(赤色の304が見やすいです)。 最後に、上の2175群でC5.6の小規模フレアが発生しています。 太陽の東端からも新しく2177群が現れていて、 この後も、フレアの発生が見られそうです。 2172、2171、2173、2175群で次々と発生した活動の様子。SDO衛星AIA131、304。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 太陽中央部の黒点群の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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