宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/27 12:04 更新 太陽の東端で大規模な噴出が発生しています。太陽風はやや高速です。 担当 篠原 昨日の昼、26日13時(世界時26日4時)に、 太陽の東端(左端)の向こう側から、 大規模なフィラメントの噴出が発生しました。 SDO衛星AIA304による動画を掲載します。 巨大なプラズマのかたまりが、 ものすごい迫力で噴き上がっています。 詳細な動画が、Spaceweather.comで紹介されています。 ぜひご覧下さい("something explodes"のリンクです)。 太陽の裏側を見ているSTEREO Behind衛星では、 太陽の右端近くで噴出が発生する様を見ることができました。 EUVI 195による動画を掲載します。 この噴出により、激しいCMEの噴出が発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。 太陽からプラズマのガスが華々しく飛び出しています。 太陽の裏側で発生した現象なので、地球への影響はないでしょう。 このところ太陽の裏側で活発な活動が続いていますが、 この勢いのままこちら側へ回ってくるのでしょうか。 太陽のこちら側でも Cクラスの小規模フレアが頻繁に発生しています。 2175群によるC8.6を最高に、2177群でC3.7、C7.9、 2172群でC4.2、東端でC3.5などです。 可視光写真でも、2172群、2175群は大きな姿を保っており、 引き続き注目して下さい。 太陽風の速度は、440〜460km/秒とやや高い状態が続き、 磁場強度は少し下がりましたが、6nTで安定しています。 太陽風の弱い高まりは続いています。 磁場の南北成分は、振れ幅が少し小さくなってきましたが、 南北に変化が続いています。 このため、磁気圏の活動は高まった状態が続いていて、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が 長い時間続いています。 極域ではオーロラの活動が続いている様です。 太陽の東端(左端)で発生した大規模なフィラメント噴出。SDO衛星AIA304。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) STEREO Behind衛星による、太陽の裏側で発生したフィラメント噴出の様子。 (c) STEREO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) フィラメント噴出によるCMEの様子。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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