宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/28 09:30 更新 太陽風は平均的な速度に下がっています。M1の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、440km/秒から400km/秒へ少し下がっています。 磁場強度も、小さい変化ですが、 6nTから5nTに下がっている様です。 今回の太陽風の弱い高まりは、 この辺りで終わるのか、また盛り返すのか、 引き続き注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていましたが、 振れ幅は次第に小さくなり、 今朝くらいからは0nTを挟んだ変化になっています。 このため、磁気圏の活動も次第に規模が小さくなっていて、 AE指数のグラフは、初めに800nTの変化がありますが、 その後、500nTくらいになり、最後は小幅になっています。 太陽風磁場の南寄りの傾向が終わると、 この後は、オーロラの活動も弱まります。 AE指数のグラフの最後の頃にあたるオーロラの様子を、 南極昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 昭和基地のオーロラ写真も、例年通りなら残り2週間ほどです。 太陽では、GOES衛星X線のデータが欠けていて、 グラフには見えていませんが、 27日17時半(世界時27日8時半)に、 東端でM1.0の中規模フレアが発生しています。 可視光写真では、新しい黒点が顔を出しています。 また、2173黒点群で、C2.2、C2.4、 2172群でC2.2、C2.7の小規模フレアが起きています。 2172、2173、2175の黒点群は、大きな姿が目立っています。 この後もフレアの発生が続きそうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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