宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/ 8 11:47 更新 2157黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速に戻りました。 担当 篠原 太陽の南東部の2157黒点群の活動が続いています。 昨日より、C2.2,C1.9、C2.2、C3.3と Cクラスのフレアを起こし続け、 今朝、8日4時半(世界時7日19時半)には、 C7.8と一段大きいCクラスフレアを起こし、 その後もC5.1を起こしています。 また、左隣の2159黒点群も、昨日のニュースの頃に C7.5の小規模フレアを起こしています。 これらの領域の活動の様子を、 SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 フレアの輝きが次々と起きています。 2157黒点群は、黒点が更に増えています。 引き続き注目して下さい。 太陽風は、昨日のニュースの後、 すぐに速度が低下して、350km/秒と低速風になっています。 27日前の前周期の変化から、 速度の高まりは3〜4日くらい続くかと思いましたが、 今回は様子が変わっている様です。 一方、磁場強度は8nTとまだ高まった状態が続いています。 このため、速度の変化にももうしばらく注目して下さい。 磁場の南北成分は、昨日の昼過ぎに北向きに変わり、 以降、そのまま安定しています。 このため、磁気圏の活動も静かになっていて、 AE指数は最初に山が見えていますが、 以降はほとんど変化がありません。 太陽風がこのまま落ち着くと、 磁気圏も静かな状態が続くでしょう。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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