宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/ 5 12:29 更新 Cクラスのフレアが繰り返し発生しています。磁気圏の活動は穏やかになっています。 担当 篠原 太陽の西と東で、 Cクラスの小規模フレアが繰り返し発生しています。 西側の2152黒点群では、C1.6、C2.2、C6.3、 そして、西端の2153群でも、C1.8が発生し、 東端から新しく現れた2157群では、 C3.1、C5.7、C3.9が発生しています。 GOES衛星のX線グラフは、 次々に変化が起きていてにぎやかです。 特に、2157黒点群はこれから太陽の中心に向かうので、 活発な状態が続く場合は、注意が必要になるでしょう。 SDO衛星AIA131による、 この領域の1日間の活動の様子を紹介します。 細かい変化が頻繁に起きています。 太陽風は、速度は400km/秒で安定し、 平均的な状態が続いています。 磁場強度も5nTで安定していますが、 今朝くらいに、6nTヘ少しだけ上がっています。 磁場の南北成分は、次第に北を向くように変化しています。 このため、磁気圏の活動は弱まっていて、 AE指数のグラフは、 前半は500nT近い小規模の変化が見られますが、 中盤以降、変化がほとんどなくなって、 穏やかになっています。 明日、6日から7日にかけて、 CMEによる太陽風の弱い乱れが到来する可能性があります。 速度の変化は小さいと思いますが、 磁場が強まって南向きに振れると、 オーロラの活動が活発になる可能性があります。 また、27日周期の図を見ると、 前周期の8月10日に太陽風磁場のセクター境界が到来し、 それとともに、速度がやや高まっています。 この変化も、6〜7日にかけて回帰するかもしれません。 両方の可能性に注目しながら、太陽風の変化を追いかけて下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、少しだけ減少しています。 太陽風が穏やかな間は、ゆっくりと減っていきます。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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