宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/ 6 11:38 更新 2157黒点群でCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速風に変わりました。 担当 篠原 SOHO衛星のLASCO C3カメラの右下から、 小さい彗星が太陽に向かって進んでいます。 近づく様子を動画にして掲載します。 途中から小さい尾も伸びています。 宇宙天気の現象ではありませんが、どうぞご覧下さい。 太陽の東から現れた2157、2158黒点群は、 中心へ向かって進み、全体がきれいに見えています。 また、南側の2157群の左側からは、 もうひとつ別の黒点が顔を出していて、 2159群と番号が付けられています。 フレアは、2157群で活発に起きていて、 C2.1、C6.7、C3.2、C1.8、C2.9と続いています。 2157群は、磁場の構造も複雑になっていて、 更に規模の大きい活動を起こすかもしれません。 また、SDO衛星AIA193などの動画を見ると、 2159群の向こう側の、 まだ見えていない領域でフレアが起きている様です。 この後、更に新しい黒点が顔を見せるかもしれません。 太陽風は、速度が400km/秒から340km/秒へ下がり、 低速風に変わっています。 磁場強度は安定していて、5〜6nTと平均的な状態です。 磁場の南北成分は、 -4nTくらいの弱い南向きの傾向になり、 それに伴って、 磁気圏の活動もある程度高まりました。 AE指数は、グラフの中程で500nTくらいの 中規模の変化が起きています。 現在の磁場南北成分は、 0nTを越えて北向きに変わっています。 この傾向が続くなら、 この後の磁気圏は静かになるでしょう。 CMEに関係する太陽風の変化は、 まだ来ていないようです。 明日にかけて、もうしばらく注目して下さい。 放射線帯の高エネルギー電子は、ゆっくりと減少しています。 SOHO衛星LASCO C3カメラの右下から、小さい彗星が太陽に近づいています。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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