宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 9/ 1 08:42 更新 太陽風は400km/秒付近で安定し、磁気圏の活動も続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から430km/秒へ 少し高まっている様です。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風の速度は、 8月2日に弱い高まりが来た後、少し落ち着いて、 5日にもうひとつの高まりが到来していました。 今回は、速度が変わらないまま、 2番目の山に入っていった様に見えます。 前周期は500km/秒近くまで速度が上がっています。 今回ももう少し速度が高まるかもしれません。 太陽風の磁場強度は、 7nTと少し高い値で安定しています。 南北成分は、南を向いたり、北を向いたりと変化していて、 AE指数は、700nTくらいの中規模の変化が 何度も発生しています。 27日周期の図を参考にすると、 明日くらいから磁場強度は下がって行くかもしれません。 その場合、磁気圏の活動の高まりも もう2日程度かもしれません。 太陽では、昨夜、31日21時(世界時31日12時)に、 西の端近く(右端)の2149黒点群でC7.1と やや大きい小規模フレアが発生しました。 2149群はCクラスの活動が続いていましたが、 昨日のニュース以降、 C1.3、C3.4、C1.8、C3.6、C2.1、C2.2 などのフレアも起こしています。 このうち、C3.6のフレアは、 X線強度が長時間高まるタイプで、 GOES衛星のX線の図では、一番目立っています。 また、中央部南側の2152群は、 黒点が大きくなっています。 フレアの活動も高まるかどうか、注目して下さい。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC ![]() リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT ![]() 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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