宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:42)
今日、C2.2の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/ 1 02:24 C2.2
00:26 C2.1
8/31 21:07 C7.1
19:02 C3.6
16:21 C1.8
14:37 C3.4
8/30 23:11 C2.8
19:14 C2.0
16:11 C1.7
13:48 C3.3
13:16 C2.0
08:46 C3.0
02:59 C1.9
00:43 C4.3

黒点  8/31 (NOAA)
磁場 フレア
2149 11 β C7
2150 1 α ---
2151 1 α ---
2152 11 βγ C3

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:36 431 +0.7
-2 h 446 -2.8
-4 h 424 -3.3
-6 h 420 +0.9
-8 h 431 +1.4
-10 h 429 +1.1
-12 h 428 +2.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 -21 -/ -
-2 h -18 -/ -
-4 h -12 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -16 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^3
9/ 1 0.3 7x10^3
8/31 0.4 5x10^3
8/30 0.3 3x10^3
8/29 0.4 1x10^3
8/28 0.5 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/27 12:00 2146黒点群でCクラスフレアが続いています。太陽風磁場が南向きに強まっています。
2014/ 8/28 10:55 太陽風磁場の強い南向きが続き、磁気圏の活動が強まりました。
2014/ 8/29 12:21 太陽風磁場の影響で、活発な磁気圏活動が続いています。カナダのオーロラをどうぞ。
2014/ 8/30 10:28 太陽風の磁場は南北に振れ、磁気圏の活動も続いています。
2014/ 8/31 10:38 磁気圏の活動が続いています。太陽はCクラスのフレアが続いています。
最新のニュース

2014/ 9/ 1 08:42 更新
太陽風は400km/秒付近で安定し、磁気圏の活動も続いています。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から430km/秒へ
少し高まっている様です。

27日周期の図を見ると、
前周期の太陽風の速度は、
8月2日に弱い高まりが来た後、少し落ち着いて、
5日にもうひとつの高まりが到来していました。
今回は、速度が変わらないまま、
2番目の山に入っていった様に見えます。

前周期は500km/秒近くまで速度が上がっています。
今回ももう少し速度が高まるかもしれません。

太陽風の磁場強度は、
7nTと少し高い値で安定しています。
南北成分は、南を向いたり、北を向いたりと変化していて、
AE指数は、700nTくらいの中規模の変化が
何度も発生しています。

27日周期の図を参考にすると、
明日くらいから磁場強度は下がって行くかもしれません。
その場合、磁気圏の活動の高まりも
もう2日程度かもしれません。


太陽では、昨夜、31日21時(世界時31日12時)に、
西の端近く(右端)の2149黒点群でC7.1と
やや大きい小規模フレアが発生しました。

2149群はCクラスの活動が続いていましたが、
昨日のニュース以降、
C1.3、C3.4、C1.8、C3.6、C2.1、C2.2
などのフレアも起こしています。

このうち、C3.6のフレアは、
X線強度が長時間高まるタイプで、
GOES衛星のX線の図では、一番目立っています。

また、中央部南側の2152群は、
黒点が大きくなっています。
フレアの活動も高まるかどうか、注目して下さい。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。