宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/31 10:38 更新 磁気圏の活動が続いています。太陽はCクラスのフレアが続いています。 担当 篠原 太陽風は、400km/秒と平均的な速度が安定して続いています (ACE衛星の図の黄色線)。 磁場強度(白線)も8nTから5nTに下がり、 こちらも平均的な値です。 磁場の南北成分(赤線)は、 南北(マイナス・プラス)に変化を続けていますが、 変化の時間間隔が短くなり、グラフは小刻みに揺れています。 また、磁場強度が下がったので、 南北の変化の幅は少しずつ小さくなっています。 磁気圏も活動的な状態が続いていますが、 変化の大きさは少し小さくなっています。 AE指数の高まりは、 500〜800nTくらいに弱まり(十分活発ですが)、 発生の頻度もやや下がっています。 その中の、世界時30日20時の 昭和基地のオーロラの動画を掲載します。 AE指数のグラフでは、500nTの小さい山が発生している頃です。 昨日までの雲が晴れて、 空を覆ってオーロラが美しく輝いています。 動画の前半では、南天の明るい天の川も見えています。 今日で8月も終わりですが、例年の観測記録によると、 昭和基地の全天カメラの撮影は10月中旬までで、 残り1ヶ月半ほどです。 太陽では、規模は小さいですが、 Cクラスフレアの発生が続いています。 発生箇所は、西の2149群と東の2152群です。 2149群では、C2.0、C3.3、C1.3、C2.0と続き、 2152群は、C1.7、C1.0、C1.0、C2.8を起こしています。 2152群は黒点も大きくなっていて、 今後の変化に注目して下さい。 また、SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、 中央部の北半球側に、 ダークフィラメントの黒い筋が 斜めに長く伸びているのが良く見えます。 地球の正面に来ているので、 フィラメント噴出を起こすと、 飛び出したCMEが地球にまっすぐ向かって来そうです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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