宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/26 08:22 更新 M2.0とM3.9の中規模フレアが発生しました。太陽風は250km/秒まで遅くなっています。 担当 篠原 太陽で、Mクラスフレアの発生が続いています。 昨夜は、太陽の西側(右側)の2146黒点群で、 26日0時(世界時25日15時)にM2.0、 26日5時(世界時25日20時)にM3.9と、 2つの中規模フレアが発生しています。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 M2.0フレアに伴って、 CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を見て下さい。 ガスは、右側を中心に噴き出していますが、 淡く、太陽全体を包む様にも広がっています。 このため、CMEの一部は地球にも向かっている可能性があります。 3日後くらいに太陽風の乱れが発生するかもしれません。 太陽では、2150群、2149群でも C1の小さいフレアが発生しています。 引き続き注目して下さい。 太陽風は、速度が更に下がって、 250km/秒近くまで遅くなっています。 磁場強度も弱まって、3nT前後です。 とても穏やかな太陽風です。 磁気圏の活動は静穏で、AE指数は全く変化していません。 太陽風は、基本的には低速の風が続きそうですが、 今後、CMEによる突発性の乱れが到来する可能性があります。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) M2.0のフレアに伴って発生したCME。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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