宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/21 11:31 更新 太陽風の乱れは終わりつつあります。太陽の東端から活動的な領域が近づいています。 担当 篠原 太陽風の乱れは、 昨日のニュース以降ゆっくりと収束に向かっています。 20nTに強まっていた磁場強度は、 20日20時(世界時20日11時)頃から弱まり始め、 現在は10nT近くに下がっています。 しかし、値としてはまだ通常よりも強まった状態です。 速度は380km/秒から低下が続き、 現在は330km/秒と、低速の風に変わっています。 磁場の南北成分は、北向きに強まった状態が続き、 今朝くらいから、南向きに切り替わっています。 このため、磁気圏の活動は、 昨日のニュース以降は穏やかで、 AE指数はほとんど変化しませんでしたが、 磁場が南向きになったグラフの最後の頃(右端)に、 変化がある程度発生しています。 CMEによる太陽風の乱れは通り過ぎつつあります。 この後、磁場強度も更に下がり、 穏やかな太陽風に戻るでしょう。 太陽は、昨日の午後くらいから活動がやや高まって、 GOES衛星のX線グラフが頻繁に変化するようになりました。 これは、太陽の東端(左端)に活動的な領域が現れたためで、 C4.9、C2.6、C3.2、C3.0、C3.2と、 Cクラスの小規模フレアが連続的に発生しています。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 左端でチカチカと小さい輝きが何度も発生しています。 今後、どのような領域が姿を現すか、注目してください。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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