宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/25 10:50 更新 昨夜、太陽の東でM5.9の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 昨夜、24日21時(世界時24日12時)に、 太陽の東端の2151黒点群で、 M5.9の中規模フレアが発生しました。 この規模のフレアの発生は、 7月8日のM6.5以来、1ヶ月半ぶりです。 フレアの様子を、SDO衛星AIA193の動画で紹介します。 2151黒点群は、このフレアを起こすまでは静かで、 いきなり大きな活動を起こしています。 また、このフレアに伴って CME(太陽ガスの放出現象)も発生しています。 SOHO衛星LASCO C2とC3の動画を掲載します。 太陽から左下に向かって、ガスが勢いよく噴出しています。 地球からは横方向の噴出になるので、影響はないでしょう。 太陽では、この他に、2149群でC5.5、C1.4、C1.7、 2143群でC2.8、C1.8、 2142群でC2.2など、 あちこちで小規模フレアが発生しています。 2151群とともに、今後の活動に注目して下さい。 太陽風は、280km/秒とかなり遅い状態が続いています。 磁場強度は4nT前後で安定しています。 磁場の南北成分は、 弱い南向きから、北向きにゆっくりと変化しています。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターの切り替わりも一緒に起きています。 AE指数は、前半に小さい変化がいくらか見られる様ですが、 太陽風の南向き磁場の振れ幅も、速度も小さいため、 変化はかなり小規模です。 そして、グラフの後半は完全に静かになっています。 太陽風は、このまま穏やかな状態が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) M5.9フレアに伴って発生したCMEの噴出。SOHO衛星LASCO C2、C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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