宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/22 11:00 更新 太陽の東端でM3.4の中規模フレアが発生しました。太陽風磁場の強まりは終わっています。 担当 篠原 昨日のニュースで太陽の東端から現れた活動的な領域は、 2149黒点群として姿を現しました。 そして、昨夜、21日22時(世界時21日13時)に M3.4の中規模フレアを起こしました。 Mクラスフレアの発生は、 世界時8月1日に発生したM1.5以来、20日ぶりです。 2149黒点群は、この後にも C7.3と大きいCクラスのフレアを起こしています。 活動の様子をSDO衛星AIA131の動画で紹介します。 2149群の今後の活動に注目してください。 これから活動が活発化すると、太陽の中心に近づくため、 地球へ影響が及びやすくなります。 太陽風は、330〜340km/秒と低速の状態が続いています。 昨日のニュースの頃は10nTに強まっていた磁場強度は、 ゆっくりと低下が続いて、 今朝くらいに5nTと平均的な値に戻っています。 CMEによる太陽風の乱れは通り過ぎました。 磁場が強まっていた間、 磁場の南北成分は、-5nTくらいの南向きが ずっと続いていました。 このため、磁気圏の活動も長時間続いて、 AE指数は500nT前後の中規模の変化が連続的に発生しています。 磁場の強まりが終わった後、 南北成分は0nT付近に下がっています。 AE指数も今後の変化は小さくなるでしょう。 太陽風は穏やかな状態に戻り、低速の風が続きそうです。 太陽の東端でM3.4の中規模フレアが発生しました。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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