宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/17 08:56 更新 太陽は比較的穏やかです。太陽風は300km/秒とかなり低速です。 担当 篠原 昨日紹介したCMEのその後を、 SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。 太陽全体を囲む様にガスは淡く広がっていますが、 これは、CMEが地球の方向に噴き出したため、 見かけ上、全方位に広がっている様に見えるのです。 噴出の規模は比較的小さい様ですし、 現在の太陽風はかなり低速になっているので、 地球へは5日くらいかかりそうです。 すると、太陽風の乱れの到来は、21日前後になりそうです。 変化は小さいと思いますが、 磁場の強まりがやって来て、南向きに振れると、 オーロラの活動を活発にするでしょう。 太陽では、中央の2139黒点群でC1.0、 西側(左側)の2144群でC2.7と、 小さい小規模フレアが発生した程度です。 一方、GOES衛星のX線写真の動画では、 この他にも小さい活動があちこちで起きていて、 少しにぎやかな印象も受けます。 また、東端(左端)から新しい黒点が現れています。 太陽風は、速度が更に下がって、 270km/秒とかなり遅い状態になりました。 先ほど少し上がって、現在は300km/秒ですが、 依然、かなり遅い速度です。 磁場強度は、3nTから2nT近くまで弱まりましたが、 現在は5nTに少し上がっています。 速度の変化もあり、 太陽風の様子が少し変わるのかもしれません。 磁気圏は静穏で、AE指数は全く変化していません。 ACEの図では、太陽風磁場の南北成分が、 最新のところで南向きに振れています。 この傾向が続くと、 小規模のオーロラの活動が見られそうです。 昨日のCMEのその後の様子。SOHO衛星LASCO C3。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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