宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/14 09:02 更新 太陽は穏やかです。太陽風の速度は400km/秒に下がっています。 担当 篠原 昨日のニュースで紹介した、 13日6時(世界時12日21時)頃に太陽の東端で発生した CMEのその後の様子を、 SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。 太陽の左側に向かって、 CMEのガスが大きく広がって行きます。 地球から見て横方向に向かっているので、 地球への影響はありません。 また、太陽の左側の明るい星は、水星です。 太陽は、東側(左側)の2139黒点群が少し大きくなっています。 しかし、フレアの活動は静かで、 X線のグラフは、Bクラスの小さい変化が見られる程度です。 太陽風は、ゆっくりと速度が下がり、 450km/秒のやや高速の状態から、 現在は400km/秒と平均的な速さに戻っています。 磁場強度も、4nTと平均的な値で安定しています。 太陽風磁場の南北成分は、 +3 〜 -3nTくらいの小さい幅で、南北に変化しています。 このため、AE指数では、 200〜500nTの小規模の変化が度々発生しています。 27日周期の図を見ると、 太陽風の弱い高まりは、 今回も3日程度で終わりそうです。 太陽風は次第に低速になり、 磁気圏もより静かになっていくでしょう。 (c) SOHO (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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