宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:01)
昨日、C1.6の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/12 --- ---
8/11 06:30 C1.6
8/10 --- ---

黒点  8/12 (NOAA)
磁場 フレア
2134 2 α ---
2135 9 β ---
2136 2 β ---
2137 5 β C2
2138 2 β ---
2139 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:56 468 -2.3
-2 h 481 -2.7
-4 h 444 +0.6
-6 h 439 +4.7
-8 h 421 +5.1
-10 h 416 -1.7
-12 h 419 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -17 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -12 -/ -
-12 h -3 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
8/12 0.3 8x10^2
8/11 0.4 1x10^3
8/10 0.4 9x10^2
8/ 9 0.2 9x10^2
8/ 8 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/ 7 12:53 太陽風は400km/秒に下がりました。フレアも減っています。
2014/ 8/ 8 13:22 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れてオーロラの活動を起こしています。
2014/ 8/ 9 13:00 C4.5のフレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2014/ 8/10 10:30 太陽は穏やかです。太陽風も低速で穏やかです。
2014/ 8/11 10:49 太陽風の磁場強度がやや強まり、速度も400km/秒台に戻っています。
最新のニュース

2014/ 8/12 11:01 更新
太陽風はやや高速になっています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、400km/秒から470km/秒へ上がり、
やや高速になっています。
磁場強度は、6nTへ少しだけ下がっています。

太陽風の弱い高まりは続いています。

磁場の南北成分は、北寄りの時間が長いのですが、
時々、南向きに振れています。

12日8時(世界時11日22時)には -7nTと
南向きがやや強まって、磁気圏の活動を高めています。
この時間帯の昭和基地のオーロラを動画で紹介します。
満月を過ぎたばかりの月のため、
空がかなり明るくなっていますが、
それに重なるようにオーロラの光が空全体に広がっています。

AE指数では、500nT程度の中規模の変化になっています。

太陽風の高まりは、次第に弱まり、
再び低速の穏やかな太陽風に戻るでしょう。


太陽は、西に没した2132黒点群で
C1.3の小さいCクラスフレアが発生した程度で、
活動は穏やかです。

東の端(左端)に現れた黒点には、2139群と番号が付き、
西の端(右端)にも、2138群が出現しています。




南極の昭和基地で、世界時11日23時に観測されたオーロラ。月明かりで空がかなり明るくなっています。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。