宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/ 5 12:07 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が高まっています。
2014/ 8/ 6 11:18 太陽風はやや高速で、磁気圏もある程度活動的です。
2014/ 8/ 7 12:53 太陽風は400km/秒に下がりました。フレアも減っています。
2014/ 8/ 8 13:22 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れてオーロラの活動を起こしています。
2014/ 8/ 9 13:00 C4.5のフレアが発生しました。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
最新のニュース

2014/ 8/10 10:30 更新
太陽は穏やかです。太陽風も低速で穏やかです。

担当 篠原

太陽の活動は、東寄りの2135黒点群でC2.7の小規模フレアと、
Bクラスの小さい活動が起きた程度です。

GOES衛星のX線のグラフは、変化が少なくなり、
太陽は全体的に穏やかになっています。
西の端に近づいている2132群などが没すると、
更に静かな状態になるでしょう。


太陽風も、速度が350km/秒から330km/秒へ更に下がり、
低速の穏やかな風が続いています。
磁場強度も、5nTで安定しています。

磁場の南北成分は、小さく南に振れる程度で、
磁気圏への影響は小さく、
AE指数は変化の少ない、穏やかな状態です。


この週末は27日周期の図を更新できないので、
長期変化を紹介することができないのですが、
今日くらいから、太陽風磁場のセクターの切り替わりに伴う、
磁場強度の強まりや、速度の上昇など、
小規模の太陽風の変化が始まるかもしれません。

しばらくACE衛星のデータに注目してください。



今日は、鹿児島高専を紹介するイベントを、
鹿児島市立科学館で行っています。
私も、発泡入浴剤を使ったミニロケットの製作会を行っています。

まだ開館したばかりですが、これから夕方にかけて、
200機くらいのロケット製作と打ち上げを行う予定です。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。