宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 8/10 10:30 更新 太陽は穏やかです。太陽風も低速で穏やかです。 担当 篠原 太陽の活動は、東寄りの2135黒点群でC2.7の小規模フレアと、 Bクラスの小さい活動が起きた程度です。 GOES衛星のX線のグラフは、変化が少なくなり、 太陽は全体的に穏やかになっています。 西の端に近づいている2132群などが没すると、 更に静かな状態になるでしょう。 太陽風も、速度が350km/秒から330km/秒へ更に下がり、 低速の穏やかな風が続いています。 磁場強度も、5nTで安定しています。 磁場の南北成分は、小さく南に振れる程度で、 磁気圏への影響は小さく、 AE指数は変化の少ない、穏やかな状態です。 この週末は27日周期の図を更新できないので、 長期変化を紹介することができないのですが、 今日くらいから、太陽風磁場のセクターの切り替わりに伴う、 磁場強度の強まりや、速度の上昇など、 小規模の太陽風の変化が始まるかもしれません。 しばらくACE衛星のデータに注目してください。 今日は、鹿児島高専を紹介するイベントを、 鹿児島市立科学館で行っています。 私も、発泡入浴剤を使ったミニロケットの製作会を行っています。 まだ開館したばかりですが、これから夕方にかけて、 200機くらいのロケット製作と打ち上げを行う予定です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |