宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 8/11 10:49 更新 太陽風の磁場強度がやや強まり、速度も400km/秒台に戻っています。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風磁場のセクターが切り替わりました。 それに伴って、磁場強度が5nTから10nTへ強まり、 速度は330km/秒から420km/秒へ上昇しています。 27日周期の図の前周期、 7月14日に見られた変化と同様の変化が回帰しました。 磁場の高まりはピークを過ぎたようで、既に弱まり始めています。 速度の変化も上昇は止まっている様で、 平均的な速度に戻った程度で終わりそうです。 磁場の南北成分は、 0nT付近を中心にやや北寄りで推移しています。 このため、磁気圏の活動はあまり強まらず、 AE指数は250nTくらいの小規模の変化です。 前周期は、3日ほど経つと低速の太陽風に戻っています。 今回も同様の変化をするのでしょうか。 太陽は、2137群でC1.6の小さいCクラスフレアが起きた程度で、 穏やかです。 東の端から新しい黒点が姿を現していますが、 特に活発でもないようで、このまま静かな太陽が続きそうです。 高専のLANが復活して、 宇宙天気ニュースも通常の運用に戻りました。 今日のこのニュースが表示されていれば、 切り替えは完了しています。 学校は夏休みが始まり、校内はとても静かです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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