宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
昨日、C2.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 7 --- ---
8/ 6 12:28 C1.7
05:21 C2.5
8/ 5 23:11 C2.2
20:21 C1.7

黒点  8/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
2127 6 β ---
2128 1 β ---
2130 9 α C1
2132 30 β C3
2134 9 βδ ---
2135 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 406 -0.9
-2 h 412 +1.0
-4 h 428 +1.3
-6 h 437 -0.2
-8 h 423 -1.5
-10 h 424 -1.5
-12 h 430 -1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -14 -/ -
-2 h -15 -/ -
-4 h -18 -/ -
-6 h -19 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -20 -/ -
-12 h -19 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
8/ 7 0.3 2x10^3
8/ 6 0.3 4x10^2
8/ 5 0.4 8x10^1
8/ 4 0.3 5x10^1
8/ 3 0.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/ 2 12:32 Mクラスのフレアが2回発生しました。CMEの噴出も起きています。
2014/ 8/ 3 11:32 7月の黒点数は72.5でした。また、7月17日の黒点数は3年ぶりの 0 でした。
2014/ 8/ 4 12:27 太陽風は平均的な状態が続いています。太陽もCクラスのフレアが発生しています。
2014/ 8/ 5 12:07 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が高まっています。
2014/ 8/ 6 11:18 太陽風はやや高速で、磁気圏もある程度活動的です。
最新のニュース

2014/ 8/ 7 12:53 更新
太陽風は400km/秒に下がりました。フレアも減っています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度は下がり始めて、
現在は400km/秒に戻っています。
磁場強度も同様に弱まって、3nTに下がっています。
太陽風の弱い高まりは通り過ぎた様です。

磁場の南北成分は、南向きに振れる時間帯も多く、
AE指数も変化していますが、
変化は600nT、400nT、250nTと次第に小さくなっています。
太陽風の速度や磁場強度の低下に関係しているようです。

今後の予想ですが、27日周期の図を見ると、
前周期の7月14〜15日に、
太陽風磁場のセクターの切り替わりに伴って、
磁場強度の強まりや速度の上昇が発生しています。

過去3周期くらい、この頃に同じ様な変化が起きています。
今回も、8月10日前後に太陽風の変化が見られるかもしれません。
変化としては小規模ですが、注目してください。


太陽は、東端から新しい黒点が現れ、
2135群と番号が付けられています。
フレアの活動は特に見られず、比較的穏やかな領域です。

太陽全体としても、Cクラスに達したフレアは、
2132群のC1.7の1回程度で、静かになっています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。