宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 8 --- ---
8/ 7 --- ---
8/ 6 12:28 C1.7
05:21 C2.5

黒点  8/ 8 (NOAA)
磁場 フレア
2127 3 β ---
2128 2 α ---
2130 4 β C1
2132 54 β C3
2134 25 β ---
2135 10 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 362 -4.2
-2 h 368 -2.1
-4 h 367 -4.3
-6 h 366 -1.6
-8 h 376 +3.0
-10 h 375 -2.0
-12 h 384 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -15 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
8/ 8 0.4 2x10^3
8/ 7 0.3 2x10^3
8/ 6 0.3 4x10^2
8/ 5 0.4 8x10^1
8/ 4 0.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 8/ 3 11:32 7月の黒点数は72.5でした。また、7月17日の黒点数は3年ぶりの 0 でした。
2014/ 8/ 4 12:27 太陽風は平均的な状態が続いています。太陽もCクラスのフレアが発生しています。
2014/ 8/ 5 12:07 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が高まっています。
2014/ 8/ 6 11:18 太陽風はやや高速で、磁気圏もある程度活動的です。
2014/ 8/ 7 12:53 太陽風は400km/秒に下がりました。フレアも減っています。
最新のニュース

2014/ 8/ 8 13:22 更新
太陽風は低速ですが、磁場が南に振れてオーロラの活動を起こしています。

担当 篠原

太陽は、2130黒点群でC1.1、2132群でC2.2と、
小規模フレアが発生しています。

これらの活動的な領域は、西の端に近づいています。
この後、没していくと太陽は静かになりそうです。


太陽風は、速度が400km/秒から360km/秒へ低下して、
低速風に変わっています。
反対に、磁場強度は3nTから6nTと
平均的な強さに戻っています。

磁場の南北成分が、南寄りに変化するようになっていて、
-3〜-4nTくらいの弱い南向きが続く様になっています。
このため、磁気圏の活動も高まっていて、
小さな変化が続いていたAE指数は、
最後のところで700nTと中規模の変化に発展しています。

その頃のオーロラの様子を、
南極の昭和基地の全天カメラで紹介します。
空全体に激しくオーロラの光が踊っています。

現在は月が大きくなっているので、
空が明るく、オーロラが見にくくなっているのが残念です。

太陽風は、低速の風になりましたが、
昨日紹介した様に、
10日前後に変化が見られるかもしれません。



鹿児島高専は、今日で前期の授業が終わり、
明日から夏休みです。
台風が近づいているので早く下校するように、
との指示が出ていることもあり、
校舎はすっかり静かになっています。




南極の昭和基地で、世界時8日1時に観測されたオーロラ。月明かりで空が明るくなっています。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。