宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/ 8 13:22 更新 太陽風は低速ですが、磁場が南に振れてオーロラの活動を起こしています。 担当 篠原 太陽は、2130黒点群でC1.1、2132群でC2.2と、 小規模フレアが発生しています。 これらの活動的な領域は、西の端に近づいています。 この後、没していくと太陽は静かになりそうです。 太陽風は、速度が400km/秒から360km/秒へ低下して、 低速風に変わっています。 反対に、磁場強度は3nTから6nTと 平均的な強さに戻っています。 磁場の南北成分が、南寄りに変化するようになっていて、 -3〜-4nTくらいの弱い南向きが続く様になっています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 小さな変化が続いていたAE指数は、 最後のところで700nTと中規模の変化に発展しています。 その頃のオーロラの様子を、 南極の昭和基地の全天カメラで紹介します。 空全体に激しくオーロラの光が踊っています。 現在は月が大きくなっているので、 空が明るく、オーロラが見にくくなっているのが残念です。 太陽風は、低速の風になりましたが、 昨日紹介した様に、 10日前後に変化が見られるかもしれません。 鹿児島高専は、今日で前期の授業が終わり、 明日から夏休みです。 台風が近づいているので早く下校するように、 との指示が出ていることもあり、 校舎はすっかり静かになっています。 南極の昭和基地で、世界時8日1時に観測されたオーロラ。月明かりで空が明るくなっています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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