宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:07)
昨日、C3.4の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 5 --- ---
8/ 4 11:39 C2.1
09:46 C3.4
8/ 3 12:03 C2.5
10:39 C2.3

黒点  8/ 5 (NOAA)
磁場 フレア
2127 8 β ---
2130 18 βγ C1
2131 3 α ---
2132 14 βγ C3
2133 1 α C1
2134 7 β C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 439 +2.7
-2 h 428 +1.3
-4 h 436 +0.4
-6 h 444 -3.0
-8 h 448 -5.6
-10 h 421 -0.3
-12 h 416 +4.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -15 -/ -
-2 h -22 -/ -
-4 h -24 -/ -
-6 h -21 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -20 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^1
8/ 5 0.3 8x10^1
8/ 4 0.3 5x10^1
8/ 3 0.3 5x10^1
8/ 2 0.3 5x10^0
8/ 1 0.4 5x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/31 13:44 フィラメント噴出により、CMEが飛び出しています。太陽風は低速です。
2014/ 8/ 1 13:06 M2.5の中規模フレアが発生しました。太陽風は低速ですが、磁場が強まっています。
2014/ 8/ 2 12:32 Mクラスのフレアが2回発生しました。CMEの噴出も起きています。
2014/ 8/ 3 11:32 7月の黒点数は72.5でした。また、7月17日の黒点数は3年ぶりの 0 でした。
2014/ 8/ 4 12:27 太陽風は平均的な状態が続いています。太陽もCクラスのフレアが発生しています。
最新のニュース

2014/ 8/ 5 12:07 更新
太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、一段上がって、
440km/秒とやや高速の風になっています。
磁場強度も、7〜9nTとやや強まっています。

そして、磁気圏への影響度を決める、
太陽風磁場の南北成分は、-5nT前後と、
ある程度の強さを持った南向きになる時間帯が多く見られました。
このため、磁気圏の活動も高まって、
AE指数は、700〜800nTの中規模の変化が、
頻繁に発生しています。

その中の、世界時4日21時過ぎのオーロラの様子を、
南極の昭和基地の全天カメラ画像で紹介します。
AE指数のグラフでは、最後の頃のピークに対応する変化です。

20分間の画像を動画にまとめています。
この時間幅の中で、
空全体を覆う素晴らしいオーロラの変動が見られたのです。


この後も太陽風磁場の南向きの変化が続けば、
同様のオーロラの活動が見られるでしょう。

また、CMEによる太陽風の急な変化も、
これから到来するかもしれません。


太陽は、C1〜2の小さいフレアが3回ほど発生し、
GOES衛星のX線動画を見ると、
あちこちの黒点群で小さい変動が頻繁に発生しています。
規模は小さくなっていますが、
全体としてはにぎやかさを保っています。

一方、可視光写真を見ると、
中央の南半球の黒点群は、縮小しているものが目立ちます。



南極の昭和基地で、世界時4日21時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。