宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 8/ 5 12:07 更新 太陽風磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動が高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、一段上がって、 440km/秒とやや高速の風になっています。 磁場強度も、7〜9nTとやや強まっています。 そして、磁気圏への影響度を決める、 太陽風磁場の南北成分は、-5nT前後と、 ある程度の強さを持った南向きになる時間帯が多く見られました。 このため、磁気圏の活動も高まって、 AE指数は、700〜800nTの中規模の変化が、 頻繁に発生しています。 その中の、世界時4日21時過ぎのオーロラの様子を、 南極の昭和基地の全天カメラ画像で紹介します。 AE指数のグラフでは、最後の頃のピークに対応する変化です。 20分間の画像を動画にまとめています。 この時間幅の中で、 空全体を覆う素晴らしいオーロラの変動が見られたのです。 この後も太陽風磁場の南向きの変化が続けば、 同様のオーロラの活動が見られるでしょう。 また、CMEによる太陽風の急な変化も、 これから到来するかもしれません。 太陽は、C1〜2の小さいフレアが3回ほど発生し、 GOES衛星のX線動画を見ると、 あちこちの黒点群で小さい変動が頻繁に発生しています。 規模は小さくなっていますが、 全体としてはにぎやかさを保っています。 一方、可視光写真を見ると、 中央の南半球の黒点群は、縮小しているものが目立ちます。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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