宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:26)
今日、C1.6の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/29 09:04 C1.6
7/28 22:56 C2.4
7/27 14:46 C2.5

黒点  7/29 (NOAA)
磁場 フレア
2121 9 β ---
2123 7 β ---
2124 2 α ---
2125 6 β C3
2126 22 βγ C2
2127 7 βδ C1
2128 1 α ---
2129 9 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 403 +1.0
-2 h 406 -0.3
-4 h 412 -0.8
-6 h 415 -1.1
-8 h 437 -0.4
-10 h 422 +0.5
-12 h 423 +2.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -13 -/ -
-2 h -14 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -15 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^0
7/29 0.3 4x10^0
7/28 0.3 7x10^0
7/27 0.4 5x10^0
7/26 0.3 8x10^0
7/25 0.3 9x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/24 12:53 9日ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2014/ 7/25 12:06 太陽は穏やかです。太陽風も低速で、磁気圏も概ね穏やかです。
2014/ 7/26 09:00 太陽は穏やかで、太陽風も低速風が続いています。
2014/ 7/27 13:22 太陽では小さい活動が増えてきました。太陽風は低速ですが、磁気圏では弱い活動も起きています。
2014/ 7/28 12:12 新しい黒点群が東端から現れています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
最新のニュース

2014/ 7/29 13:26 更新
太陽風の速度が400km/秒台に戻っています。Cクラスの小さいフレアが発生しています。

担当 篠原

昨日のニュース以降、太陽風の速度が少し上がり、
420km/秒と平均的な速さになりました。
そのまま安定して、現在も400km/秒付近を保っています。

同時に、太陽風の磁場強度も10nTに強まる変化が見られました。
27日周期の図を見ると、
ここでセクターの切り替わりが起きた様です。
速度の高まりも、関係した変化ではないかと思います。


太陽風の磁場強度はすぐに下がって、
今日の未明には、4nTと平均的な状態に戻っています。

磁場が強まったことで、
南向きに振れた時の影響もより大きくなり、
AE指数は、600nTの変化を含めて少し活発になっています。

磁場強度は既に下がっているので、
磁気圏の変化も、今後はより小さいものになるでしょう。

太陽風の速度も、これ以上高まる様子はありません。
しばらくして、再び300km/秒台に下がって行きそうです。


太陽は、2126群の上に新しく2129群が発生し、
東端からも新しい黒点が顔を出しています。

太陽は、つい2週間前に無黒点になりましたが、
にぎやかさが戻ってきました。


フレアは、東側の2125群でC1.2、C2.4、
中央の2126群でC1.6と、ちょうど今、C1.2が起きています。
規模は小さいですが、フレアの発生が続いています。

東端から現れた黒点群も、
これからどの様な活動を見せるのでしょうか。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。