宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:53)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/24 10:39 C2.1
7/23 --- ---
7/22 --- ---

黒点  7/24 (NOAA)
磁場 フレア
2119 3 β ---
2121 5 β C2
2122 5 β ---
2123 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:47 317 -1.4
-2 h 346 +1.5
-4 h 340 +1.8
-6 h 324 -1.2
-8 h 318 -1.5
-10 h 320 -2.1
-12 h 319 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -11 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^0
7/24 0.4 1x10^1
7/23 0.4 8x10^0
7/22 0.3 1x10^1
7/21 0.3 4x10^1
7/20 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/19 10:40 太陽の黒点は3ヶ所に増えています。太陽風は低速です。
2014/ 7/20 11:01 太陽風は280km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2014/ 7/21 13:47 太陽風は270km/秒近くまで低速になっています。磁気圏も静穏です。
2014/ 7/22 13:12 太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速ですが、オーロラの弱い活動が発生しています。
2014/ 7/23 11:40 太陽の黒点は4カ所に増えています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
最新のニュース

2014/ 7/24 12:53 更新
9日ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。

担当 篠原

SOHO衛星LAASCO C3の左側から、
かに座のプレセペ星団が姿を見せています。
小さい星の集まりがプレセペで、
それを囲む四角形の星の並びは、かに座の甲羅です。

プレセペ星団は、毎年この時期になると、
太陽の向こう側を通過していきます。
これから2週間くらいLASCO C3の画面で見ることができます。



太陽では、7月15日以来、
C以上のフレアが起きていないと書きましたが、
今朝、24日10時半(世界時24日1時半)に、
2121黒点群でC2.1の小規模フレアが発生しました。
9日ぶりのCクラスフレアの発生です。
フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。
小さい規模のフレアなので、
動画としては一瞬輝きが発生するだけです。

太陽の黒点は、2123群を加えて、4つの黒点群が見えています。
X線グラフの変化は、このC2.1程度で、
全体としては穏やかです。


太陽風は、300km/秒台前半の低速風が続いています。
ACEのグラフでは、
今朝、一時的に340km/秒くらいに上がる変化も起きていますが、
現在は310km/秒とむしろ遅くなっています。

磁場強度は、4〜5nTと平均的な強さが続いています。

磁気圏も概ね静穏ですが、
太陽風磁場の弱い南向きに対応して、
AE指数には300nT程度の小規模の変化が起きています。


SDO衛星AIA193の太陽写真は、
ちょうど中央にコロナホールの丸い穴が見えています。
この領域の影響が3〜4日後くらいにやって来るかもしれません。
それがなければ、低速の穏やかな太陽風が続くでしょう。




SOHO衛星LASCO C3カメラの左側に、プレセペ星団が現れました。
(c) SOHO (ESA & NASA)、動画作成 : 宇宙天気ニュース


9日ぶりにCクラスのフレアが発生しました。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。