宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/27 13:22 更新 太陽では小さい活動が増えてきました。太陽風は低速ですが、磁気圏では弱い活動も起きています。 担当 篠原 太陽は、中央の少し南側の2123黒点群や、 東端の領域で小さいフレアの活動が頻繁に起きています。 そのうちのいくつかはCクラスの規模に達して、 2123群でC1.0、C1.1、C1.8、 2125群ではC1.0のフレアが発生しています。 また、2123群のすぐ上には、 新しく2126群が出現しています。 これらの領域の活動に注目して下さい。 太陽風の速度は、昨日の夕方から380km/秒に少し上がり、 今朝くらいに再び下がって、 350km/秒の低速風に戻っています。 磁場強度も同様に、 一旦、8nTくらいに上がりましたが、 現在は5nTに戻っています。 27日周期の太陽風のグラフを見るとよく分かりますが、 いずれも小さい変化で、 太陽風は全体としては穏やかな状態が続いています。 一方、磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、 南に向いたり北に向いたりと変化を繰り返しています。 このため、磁気圏では弱い活動が発生して、 AE指数は頻繁に400nTくらいの変化をしています。 太陽風は穏やかな状態が続きそうですが、 SDO衛星AIA193の西側に進んでいるコロナホールの影響が 見られるでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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