宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:22)
昨日、C1.8の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/27 --- ---
7/26 22:15 C1.8
7/25 15:56 C2.2

黒点  7/27 (NOAA)
磁場 フレア
2121 11 βγ C2
2123 3 β C2
2124 1 α ---
2125 3 β C1
2126 8 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:17 347 -1.8
-2 h 345 -1.5
-4 h 358 -1.9
-6 h 373 +0.4
-8 h 365 +0.6
-10 h 379 +2.5
-12 h 377 -2.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -16 -/ -
-2 h -16 -/ -
-4 h -15 -/ -
-6 h -16 -/ -
-8 h -18 -/ -
-10 h -21 -/ -
-12 h -18 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^0
7/27 0.4 4x10^0
7/26 0.3 8x10^0
7/25 0.3 9x10^0
7/24 0.4 1x10^1
7/23 0.4 8x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
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AIA304動画 (SDO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/22 13:12 太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速ですが、オーロラの弱い活動が発生しています。
2014/ 7/23 11:40 太陽の黒点は4カ所に増えています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2014/ 7/24 12:53 9日ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
2014/ 7/25 12:06 太陽は穏やかです。太陽風も低速で、磁気圏も概ね穏やかです。
2014/ 7/26 09:00 太陽は穏やかで、太陽風も低速風が続いています。
最新のニュース

2014/ 7/27 13:22 更新
太陽では小さい活動が増えてきました。太陽風は低速ですが、磁気圏では弱い活動も起きています。

担当 篠原

太陽は、中央の少し南側の2123黒点群や、
東端の領域で小さいフレアの活動が頻繁に起きています。
そのうちのいくつかはCクラスの規模に達して、
2123群でC1.0、C1.1、C1.8、
2125群ではC1.0のフレアが発生しています。

また、2123群のすぐ上には、
新しく2126群が出現しています。
これらの領域の活動に注目して下さい。


太陽風の速度は、昨日の夕方から380km/秒に少し上がり、
今朝くらいに再び下がって、
350km/秒の低速風に戻っています。

磁場強度も同様に、
一旦、8nTくらいに上がりましたが、
現在は5nTに戻っています。

27日周期の太陽風のグラフを見るとよく分かりますが、
いずれも小さい変化で、
太陽風は全体としては穏やかな状態が続いています。


一方、磁場の南北成分は、振れ幅は小さいですが、
南に向いたり北に向いたりと変化を繰り返しています。
このため、磁気圏では弱い活動が発生して、
AE指数は頻繁に400nTくらいの変化をしています。


太陽風は穏やかな状態が続きそうですが、
SDO衛星AIA193の西側に進んでいるコロナホールの影響が
見られるでしょうか。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。