宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:06)
昨日、C2.1の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/25 --- ---
7/24 10:39 C2.1
7/23 --- ---

黒点  7/25 (NOAA)
磁場 フレア
2119 1 α ---
2121 9 β C2
2122 3 β ---
2123 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:56 343 -0.5
-2 h 321 -2.4
-4 h 316 -2.6
-6 h 317 +1.4
-8 h 319 +0.2
-10 h 334 -0.3
-12 h 349 -2.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 -13 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -13 -/ -
-8 h -15 -/ -
-10 h -17 -/ -
-12 h -17 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 4x10^0
7/25 0.3 9x10^0
7/24 0.4 1x10^1
7/23 0.4 8x10^0
7/22 0.3 1x10^1
7/21 0.3 4x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/20 11:01 太陽風は280km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2014/ 7/21 13:47 太陽風は270km/秒近くまで低速になっています。磁気圏も静穏です。
2014/ 7/22 13:12 太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速ですが、オーロラの弱い活動が発生しています。
2014/ 7/23 11:40 太陽の黒点は4カ所に増えています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。
2014/ 7/24 12:53 9日ぶりにCクラスの小規模フレアが発生しました。太陽風は低速です。
最新のニュース

2014/ 7/25 12:06 更新
太陽は穏やかです。太陽風も低速で、磁気圏も概ね穏やかです。

担当 篠原

太陽は、昨日と同じ4つの黒点群が見えています。

フレアは、昨日のC2.1以降、
Cクラスに達する変化は起きていませんが、
GOES衛星のX線写真を見ると、
小さい活動があちこちで見られています。
これらが強まる様だと、太陽もにぎやかになるでしょう。

また、X線写真では東端の向こう側が明るくなっていて、
活動的な領域が近づいている様です。
こちらの様子にも今後注目して下さい。


太陽風は、速度が350km/秒前後で小幅の変化をしています。
低速風の状態は変わっていません。
磁場強度は、5nT付近でほぼ安定しています。

磁場の南北成分は、小さく北を向いたり、
南を向いたり変化をしています。
磁気圏でも、時々小規模の活動が発生して、
AE指数に200〜300nTの小さい変化が発生しています。

SDO衛星AIA193では、
太陽中央の丸いコロナホールは少し西へ進んでいます。
2〜3日後の太陽風に、影響が見られるかもしれません。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。