宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/23 11:40 更新 太陽の黒点は4カ所に増えています。太陽風は低速で、磁気圏も静かです。 担当 篠原 太陽の黒点は、 中央付近のまだ番号が付いていないものを含め、 4カ所に見えています。 小さいものが多いですが、少しずつ目立ってきました。 しかし、フレアの発生はほとんどなく、 GOES衛星のX線グラフは平坦になっています。 太陽の静かな状態は続いていて、 C1程度の小さいフレアでさえ、 7月15日のC1.2を最後に、 1週間にわたって発生していません。 太陽風は、320〜340km/秒と、 昨日よりは少し高くなっていますが、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTと平均的です。 磁場の南北成分は、北向きの時間帯が多く、 時々南に小さく振れています。 このため、AE指数は小さい変化が時々発生する程度です。 SDO衛星AIA193では、 太陽の中心部に小さいコロナホールがいくつか見えています。 27日前も同様のコロナホールが見えていましたが、 太陽風は特に変化はありませんでした。 今回も同じく、穏やかに推移しそうですが、 左側のコロナホールが少し広がっていて、 この影響が見られるかどうかに注目して下さい。 小中学校は今週から夏休みに入っているようで、 登校する生徒たちの姿が消えて、 朝の景色が寂しくなっています。 鹿児島高専は前後期制なので、これから前期末試験で、 夏休みはまだ2週間以上先です。 この数日、暑さがぐんぐん増しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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