宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/22 13:12 更新 太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速ですが、オーロラの弱い活動が発生しています。 担当 篠原 太陽の活動は今日も静穏で、 X線データはBクラスの小さい変化が数回発生した程度です。 黒点は、唯一見えていた2119黒点群は、 少し小さくなった印象です。 一方、東の端の北半球側から新しい黒点が顔を出しています。 上記の小さいフレアの活動は、この領域で発生しています。 今後、規模がどの様に変化するか注目して下さい。 太陽風は、磁場強度が7nTへ少し強まり、 速度も300km/秒と遅い状態が続いていますが、少し上がっています。 磁場の南北成分は、比較的南向きに振れています。 -3nTから-5nT程度の変化が続き、 小規模のオーロラの活動をもたらしています。 AE指数は、300〜400nTの変化がグラフの中盤から続いています。 その中の、世界時21日23時頃のオーロラの様子を、 南極の昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 激しくはありませんが、 きれいなオーロラの光の帯が夜空を舞っています。 昭和基地の動画を紹介するのは、2週間ぶりです。 7月も後半に入り、 昭和基地の夜の時間は少しずつ短くなっているところです。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターは再び切り替わっていて、 前周期とは違う変化を見せているようです。 しかし、今日の磁場強度の強まりは、 前周期の変化と繋がっているのかもしれません。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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