宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:12)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/22 --- ---
7/21 --- ---
7/20 --- ---

黒点  7/22 (NOAA)
磁場 フレア
2119 6 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 316 -0.2
-2 h 312 +2.0
-4 h 319 -0.9
-6 h 289 -4.8
-8 h 276 -0.7
-10 h 287 -4.5
-12 h 279 -4.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -11 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -14 -/ -
-6 h -12 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -14 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^0
7/22 0.2 1x10^1
7/21 0.3 4x10^1
7/20 0.3 3x10^1
7/19 0.4 3x10^1
7/18 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/17 12:58 太陽は無黒点になっています。太陽風、磁気圏も穏やかです。
2014/ 7/18 09:37 太陽に小さい黒点が現れ、無黒点の状態は終わっています。
2014/ 7/19 10:40 太陽の黒点は3ヶ所に増えています。太陽風は低速です。
2014/ 7/20 11:01 太陽風は280km/秒の低速風になっています。磁気圏も穏やかです。
2014/ 7/21 13:47 太陽風は270km/秒近くまで低速になっています。磁気圏も静穏です。
最新のニュース

2014/ 7/22 13:12 更新
太陽の東端から黒点が現れています。太陽風は低速ですが、オーロラの弱い活動が発生しています。

担当 篠原

太陽の活動は今日も静穏で、
X線データはBクラスの小さい変化が数回発生した程度です。

黒点は、唯一見えていた2119黒点群は、
少し小さくなった印象です。
一方、東の端の北半球側から新しい黒点が顔を出しています。
上記の小さいフレアの活動は、この領域で発生しています。
今後、規模がどの様に変化するか注目して下さい。


太陽風は、磁場強度が7nTへ少し強まり、
速度も300km/秒と遅い状態が続いていますが、少し上がっています。

磁場の南北成分は、比較的南向きに振れています。
-3nTから-5nT程度の変化が続き、
小規模のオーロラの活動をもたらしています。
AE指数は、300〜400nTの変化がグラフの中盤から続いています。

その中の、世界時21日23時頃のオーロラの様子を、
南極の昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
激しくはありませんが、
きれいなオーロラの光の帯が夜空を舞っています。
昭和基地の動画を紹介するのは、2週間ぶりです。
7月も後半に入り、
昭和基地の夜の時間は少しずつ短くなっているところです。


27日周期の図を見ると、
太陽風磁場のセクターは再び切り替わっていて、
前周期とは違う変化を見せているようです。
しかし、今日の磁場強度の強まりは、
前周期の変化と繋がっているのかもしれません。



南極の昭和基地で、世界時21日23時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。