宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 7/21 13:47 更新 太陽風は270km/秒近くまで低速になっています。磁気圏も静穏です。 担当 篠原 太陽の黒点は、南半球の2119群だけになっています。 黒点としては少し大きくなっていて、 すぐに消えそうな見え方ではありません。 フレアの発生は特になく、静かな状態が続いています。 一方、GOES衛星のX線グラフのレベルは、 20日に入って少し上がっています。 東端(左端)から明るい領域(活動的な領域)が 近づいている影響だと思われます。 明日くらいに新しい黒点が顔を見せるかもしれません。 太陽風は、かなり遅い状態が続いています。 昨日の280km/秒から、 現在は270km/秒近くへ更に下がりつつあります。 磁場強度も、3nTと弱めの状態が続いています。 太陽風磁場のセクターの切り替わりについて、 昨日のニュースで23日頃かと書きましたが、 昨日、20日のうちに境界が到来して、 既に切り替わっています。 この数周期は、セクターが切り替わると、 磁場強度が少し上がる傾向が見られたのですが、 今回はまだ特に変化はありません。 この後、磁場強度がもう少し強まるかもしれません。 磁気圏の活動は穏やかです。 AE指数のグラフはほとんど変化がありません。 引き続き、太陽風は穏やかに推移しそうです。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |