宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 7/19 10:40 更新 太陽の黒点は3ヶ所に増えています。太陽風は低速です。 担当 篠原 今日の太陽は、3ヶ所に黒点が見えています。 右は2118黒点群、下は2119黒点群と番号が付けられ、 左の黒点にはまだ番号は付けられていませんでした。 無黒点の状態は終わっていますが、 太陽はとても穏やかです。 X線グラフは、B1のレベルにまで下がっていて、 ほとんど変化がありません。 X線の強度がここまで下がるのは、 10ヶ月前の2013年9月13〜14日以来です。 この時も、黒点は1〜2個くらいしか見えていませでした。 しかし、その1ヶ月半後に太陽の活動は活発になり、 Xフレアがいくつも発生しました。 今回はどうなるか、今後の推移に注目して下さい。 太陽風は、330〜340km/秒と低速風が続いています。 磁場強度も2nTに下がり、だいぶ弱くなっています。 磁場の南北成分は、前半に小さい変化がありますが、 中盤以降は0nT付近で落ち着いています。 このため、AE指数も前半に小さい変化がありますが、 後半は全く変化していません。 磁気圏も穏やかな状態が続いています。 SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、 西の端に近づいています。 緯度が高かったので、影響はやって来なかった様です。 太陽風はこのまま低速の穏やかな状態が続きそうです。 19日9時(世界時19日0時)の太陽。黒点が3ヶ所に見えている。 (c) SDO (NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |