宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:40)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/19 --- ---
7/18 --- ---
7/17 --- ---

黒点  7/19 (NOAA)
磁場 フレア
2118 4 β ---
2119 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:37 333 +0.6
-2 h 328 -0.2
-4 h 335 +0.3
-6 h 336 -0.1
-8 h 339 +0.7
-10 h 341 +0.5
-12 h 336 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -10 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -9 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -9 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
7/19 0.3 3x10^1
7/18 0.3 3x10^1
7/17 0.5 3x10^1
7/16 0.4 2x10^1
7/15 0.3 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/14 12:11 太陽風は低速ですが、磁場強度がやや高まっています。
2014/ 7/15 12:38 太陽風磁場が強まりましたが、磁気圏は穏やかでした。
2014/ 7/16 11:40 太陽の黒点が1つだけと少なくなっています。太陽風はやや高速です。
2014/ 7/17 12:58 太陽は無黒点になっています。太陽風、磁気圏も穏やかです。
2014/ 7/18 09:37 太陽に小さい黒点が現れ、無黒点の状態は終わっています。
最新のニュース

2014/ 7/19 10:40 更新
太陽の黒点は3ヶ所に増えています。太陽風は低速です。

担当 篠原

今日の太陽は、3ヶ所に黒点が見えています。
右は2118黒点群、下は2119黒点群と番号が付けられ、
左の黒点にはまだ番号は付けられていませんでした。

無黒点の状態は終わっていますが、
太陽はとても穏やかです。
X線グラフは、B1のレベルにまで下がっていて、
ほとんど変化がありません。

X線の強度がここまで下がるのは、
10ヶ月前の2013年9月13〜14日以来です。
この時も、黒点は1〜2個くらいしか見えていませでした。
しかし、その1ヶ月半後に太陽の活動は活発になり、
Xフレアがいくつも発生しました。
今回はどうなるか、今後の推移に注目して下さい。


太陽風は、330〜340km/秒と低速風が続いています。
磁場強度も2nTに下がり、だいぶ弱くなっています。

磁場の南北成分は、前半に小さい変化がありますが、
中盤以降は0nT付近で落ち着いています。
このため、AE指数も前半に小さい変化がありますが、
後半は全く変化していません。
磁気圏も穏やかな状態が続いています。

SDO衛星AIA193では、南半球のコロナホールは、
西の端に近づいています。
緯度が高かったので、影響はやって来なかった様です。

太陽風はこのまま低速の穏やかな状態が続きそうです。




19日9時(世界時19日0時)の太陽。黒点が3ヶ所に見えている。
(c) SDO (NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。