宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 7/18 09:37 更新 太陽に小さい黒点が現れ、無黒点の状態は終わっています。 担当 篠原 太陽に黒点が発生し、無黒点の状態は終わっています。 昨日のニュースのすぐ後、太陽の中央部に小さい黒点が現れました。 その黒点は夜になると消えたのですが、 18日に入った頃に次の黒点が現れ、現在もその黒点は残っています。 15日朝から今朝にかけての太陽の様子を、動画にしました。 初めは西寄り(右側)に小さい黒点が見えていますが、 やがてそれが消え、太陽は無黒点になります。 その状態がしばらく続いた後、中央部に新しく黒点が出現します。 今回の太陽の無黒点状態は、一瞬のできごとでした。 太陽は、X線グラフの強度も下がっていて、とても穏やかです。 グラフにはいくつかフレアの変化も見えますが、 Bクラスの小さいものばかりです。 太陽風は、18日に入った頃から速度が低下を始め、 現在は340km/秒と低速の状態に変わっています。 磁場強度も、2〜4nTと弱い状態で小さく変化しています。 磁場の南北成分は、 振れ幅は小さいですが南北に変化しています。 このため、小規模の磁気圏活動が起きている様で、 AE指数は200nTくらいの小さい山が続く時間帯があります。 SDO衛星AIA193の南半球高緯度域のコロナホールは、 西側にだいぶ進んでいます。 この領域からの弱い影響がこれから見られるかもしれません。 SDO衛星による15日から約3日間の太陽の様子。黒点が完全に見えなくなり、やがて現れます。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |