宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:37)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
7/18 --- ---
7/17 --- ---
7/16 --- ---

黒点  7/17 (NOAA)
磁場 フレア
2113 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 345 -0.9
-2 h 370 +1.7
-4 h 368 -1.8
-6 h 373 +0.1
-8 h 374 +0.0
-10 h 393 +0.7
-12 h 404 +1.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 -9 -/ -
-2 h -10 -/ -
-4 h -10 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -8 -/ -
-10 h -7 -/ -
-12 h -8 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^1
7/18 0.3 3x10^1
7/17 0.5 3x10^1
7/16 0.4 2x10^1
7/15 0.3 5x10^1
7/14 0.4 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
オーロラ帯 (CSSDP)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
宇宙天気用語集
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 7/13 13:56 6月の黒点数は71.0でした。太陽風は低速ですが、磁気圏の活動が少し高まりました。
2014/ 7/14 12:11 太陽風は低速ですが、磁場強度がやや高まっています。
2014/ 7/15 12:38 太陽風磁場が強まりましたが、磁気圏は穏やかでした。
2014/ 7/16 11:40 太陽の黒点が1つだけと少なくなっています。太陽風はやや高速です。
2014/ 7/17 12:58 太陽は無黒点になっています。太陽風、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 7/18 09:37 更新
太陽に小さい黒点が現れ、無黒点の状態は終わっています。

担当 篠原

太陽に黒点が発生し、無黒点の状態は終わっています。
昨日のニュースのすぐ後、太陽の中央部に小さい黒点が現れました。
その黒点は夜になると消えたのですが、
18日に入った頃に次の黒点が現れ、現在もその黒点は残っています。

15日朝から今朝にかけての太陽の様子を、動画にしました。
初めは西寄り(右側)に小さい黒点が見えていますが、
やがてそれが消え、太陽は無黒点になります。
その状態がしばらく続いた後、中央部に新しく黒点が出現します。

今回の太陽の無黒点状態は、一瞬のできごとでした。


太陽は、X線グラフの強度も下がっていて、とても穏やかです。
グラフにはいくつかフレアの変化も見えますが、
Bクラスの小さいものばかりです。


太陽風は、18日に入った頃から速度が低下を始め、
現在は340km/秒と低速の状態に変わっています。
磁場強度も、2〜4nTと弱い状態で小さく変化しています。

磁場の南北成分は、
振れ幅は小さいですが南北に変化しています。
このため、小規模の磁気圏活動が起きている様で、
AE指数は200nTくらいの小さい山が続く時間帯があります。

SDO衛星AIA193の南半球高緯度域のコロナホールは、
西側にだいぶ進んでいます。
この領域からの弱い影響がこれから見られるかもしれません。




SDO衛星による15日から約3日間の太陽の様子。黒点が完全に見えなくなり、やがて現れます。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。