宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 7/14 12:11 更新 太陽風は低速ですが、磁場強度がやや高まっています。 担当 篠原 太陽の南西の端でプロミネンスの巨大なループが ダイナミックな変化を見せています。 2日間の変動の様子をSDO衛星AIA304による動画で掲載します。 ちょうど27日前の6月17日のニュースでも、 北西端のプロミネンスの動画を紹介していました。 この辺りは、南北にまたがってにぎやかな領域の様です。 太陽は、西の端の2109黒点群で、 昨夕、13日18時(世界時13日9時)にC6.4と 少し大きいCクラスのフレアが発生しました。 このフレアの他には、 C1台の小さいフレアが4回起きていますが、 中央部の黒点群で起きたのは、2113群によるC1.8だけで、 他の3つは西の端の没しかけた領域です。 このため、この後の太陽の活動は静かになりそうです。 太陽風は、350km/秒の低速風が安定して続いています。 しかし、磁場強度は昨夜からゆっくりと強まり始め、 現在は11nTくらいに高まっています。 高速風領域の到来なら、 速度も追いかけるように高まりそうですが、 今のところ変化はなく、磁場だけの変化なのでしょうか。 磁場の南北成分は、今のところ北寄りに振れています。 このため磁気圏は静穏で、 AE指数は小さい変化が数回見られる程度です。 しかし、磁場強度が高まっているので、南向きに振れ始めると、 振れ幅が大きくなって、磁気圏の活動が強まる可能性があります。 太陽風磁場が強まっている間は注目して下さい。 SDO衛星AIA304による、太陽の南西端で発生したプロミネンスの2日間の活発な動き。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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