宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 6/26 13:12 更新 低速の太陽風が続いて、磁気圏も穏やかです。太陽も静かです。 担当 篠原 太陽風の速度(ACEの図の黄色線)は、 310km/秒から340km/秒へ少しだけ上がっていますが、 依然、低速の状態が続いています。 磁場強度(白線)は5nTと平均的な値で安定しています。 磁場の南北成分(赤線)は、 南を向いたり(マイナス)、北を向いたり(プラス)と、 比較的はっきりした変化をしています。 AE指数も、変化の幅は小さいですが、 磁場の南向きに合わせて、弱い変化が起きています。 SDO衛星のAIA193では、 中央部のコロナホールが次第に西に移動しています。 2〜3日後くらいに弱い影響が見られるかもしれませんが、 太陽風は、基本的には穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、西の端(右端)に新しい黒点が発生し、 東の端(左端)には、白斑と小さい黒点が見えている様です。 X線の変化は小さく、目立ったフレアの活動は起きていません。 しかし、東端の南北で、小さい活動が頻繁に起きています。 今後、活動的な領域が姿を現すかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |