宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:43)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/24 09:07 C2.1
6/23 --- ---
6/22 --- ---

黒点  6/24 (NOAA)
磁場 フレア
2090 1 α ---
2093 8 β C1
2094 3 α ---
2096 1 α ---
2097 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:37 359 -2.4
-2 h 356 -4.5
-4 h 361 +2.1
-6 h 355 -2.4
-8 h 333 -0.5
-10 h 341 -0.1
-12 h 343 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -12 -/ -
-2 h -7 -/ -
-4 h -9 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -10 -/ -
-10 h -10 -/ -
-12 h -10 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 3x10^2
6/24 0.3 7x10^2
6/23 0.4 4x10^2
6/22 0.4 3x10^2
6/21 0.3 1x10^3
6/20 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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AE指数 (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 6/19 13:20 太陽風はやや高速です。太陽も静かになってきました。
2014/ 6/20 12:50 太陽でフィラメント噴出が発生しました。太陽風は平均的な速度に戻っています。
2014/ 6/21 14:19 太陽風は420km/秒で安定しています。Cクラスのフレアが数回起きています。
2014/ 6/22 14:11 太陽は比較的穏やかです。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も静穏です。
2014/ 6/23 11:56 太陽風は低速状態に変わっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 6/24 13:43 更新
今朝、CMEによる太陽風の弱い乱れが到来しました。

担当 篠原

今朝、24日7時(世界時23日22時)に、
小規模の太陽風の乱れが到来しました。
太陽風の速度は320km/秒から370km/秒へ、
磁場強度は2nTから6nTへ、それぞれ小さく変化しています。

20日0時(世界時19日15時)頃に発生した
フィラメント噴出による乱れが到来したのだと思います。

変化は小幅ですが、磁場の南北成分が南寄りに振れる様になり、
小規模のオーロラ活動が発生しています。
南極の昭和基地のオーロラの様子を、
全天カメラによる動画で紹介します。
夏至を過ぎて、南極のオーロラの季節も後半に入っています。

太陽風の変化はこれ以上強まることはなく、
次第に弱まって低速の状態に戻るでしょう。
ただし、1日半遅れて発生した次のフィラメント噴出による
太陽風の弱い乱れが続いて到来する可能性があります。


太陽は、東端の2096、2097黒点群と、
中央部左下に新しくできた小さい黒点が見える程度で、
ずいぶん寂しくなっています。

フレア活動は、今朝、24日9時(世界時24日0時)に
C2.1の小規模フレアが発生しましたが、
西の端に沈んだ領域で起きていて、
今後地球側からは見えなくなります。

フレアの発生はしばらく静かになりそうです。




南極の昭和基地で、世界時24日3時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。