宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 6/21 14:19 更新 太陽風は420km/秒で安定しています。Cクラスのフレアが数回起きています。 担当 篠原 太陽風は、420km/秒と平均的な速度が続いています。 磁場強度は、5nTと10nTの間を増減していて、 少し強まっています。 磁場の南北成分は、北寄りの時間帯が長く、 時々南向きに振れています。 そのため、磁気圏でも時々活動が発生していて、 AE指数には、500nTくらいの山が2回ほど記録されています。 穏やかな太陽風が続いていますが、 27日周期の図を参考にすると、 明日以降は速度が下がり、低速風に変わるかもしれません。 太陽は、中央部の2093黒点群で、 C5.0と少し大きいCクラスフレアが発生しています。 この他には、C1の小さいフレアが3回ほど起きています。 また、つい先ほど、21日13時半(世界時21日4時半)頃に、 太陽の中央付近でフィラメント噴出が起きています。 CMEの様子など、詳細は明日お知らせできると思います。 地球からは正面に当たるので、 3〜4日後くらいに太陽風の乱れが発生しそうです。 速度の変化は小さいと思われますが、 磁場の強まりが流れてくる可能性があります。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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