宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 6/22 14:11 更新 太陽は比較的穏やかです。太陽風は平均的な速度で、磁気圏も静穏です。 担当 篠原 昨日のニュースの頃、21日13時(世界時21日4時)に発生した フィラメント噴出の動画を、1枚目に掲載します。 太陽の中央部の少し北寄りから、 黒い筋状に見えるダークフィラメントが飛び出していきます。 一昨日、20日のニュースで紹介した噴出と似た雰囲気です。 SOHO衛星の観測では、 CMEの噴き出しが淡くかすかに見えています。 太陽風の乱れは到来しても弱い変化になりそうです。 25〜26日くらいに注目して下さい。 太陽は、中央の2093黒点群で、 C2.1とC1.0の小さいフレアが発生した程度で、 静かになっています。 太陽風は、速度は400km/秒と平均的な状態が続いていますが、 磁場強度は3nTに下がって弱くなっています。 磁気圏は静穏で、AE指数は最初に変化がありますが、 以降はほとんど変化していません。 太陽風は、基本的には穏やかな状態が続きそうです。 20日のCMEと21日のCMEによる変化が どの程度やって来るでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース ) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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