宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 6/25 11:52 更新 太陽風はかなり速度が遅くなっています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、360km/秒から310km/秒へ下がり、 太陽風はかなり遅くなっています。 磁場強度は、3〜4nTで安定しています。 磁場の南北成分の変化も小さくなり、 いくらか南寄りだったグラフの前半に対応して、 AE指数も前半に小さい変化が起きていますが、 中盤以降はほとんど変化していません。 SDO衛星AIA193を見ると、 太陽の中心付近に小さいコロナホールがあります。 3日後くらいにこの領域の影響がいくらか及ぶかもしれません。 前周期にはなかったコロナホールなので、 太陽風も前周期とは違う変化が見られるかもしれません。 太陽は、南西に沈んだ2092黒点群で C2の小規模フレアが発生しましたが、 太陽のこちら側の黒点群では、 2096群でBクラスの小さい活動が起きた程度です。 また、太陽の東端の向こう側に、 ある程度活動的な領域があるようです。 明日くらいに見えてくるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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