宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 6/17 12:59 更新 太陽ではCクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。 担当 篠原 太陽では、昨日の昼、16日10時半(世界時16日1時半)に、 C8.3のフレアが西の端の2085黒点群で発生し、 その後も、C1〜3の小さいCクラスフレアが頻繁に発生しています。 太陽の中央やや南の2087群で3回、 北西(右上)の2089群で5回、 そして、つい先ほど、東端(左端)の2093群で C1のフレアが起きた様です。 規模としてはどれも小さいものですが、 X線の動画では太陽のあちこちがちらちらと輝いて、 にぎやかさは続いています。 また、太陽の西の端(左端)で、 大きなプロミネンスのダイナミンクな変化が見えています。 この2日間の様子を、SDO衛星AIA304の動画で紹介します。 見えない磁気に沿ってループを作りながら、プラズマが躍動しています。 太陽風は、今朝、一時的に400km/秒に上がる変化もありますが、 全体としては、350km/秒付近の低速風が続いています。 磁場強度も、5nTで安定しています。 磁場の南北成分は、南北にゆっくり振れる様になっていて、 AE指数を見ると、磁気圏の活動も小規模ですが強まったり、 静かになったりと、ゆっくり変化しています。 SDO衛星AIA193の写真には、コロナホールは特に見られず、 穏やかな太陽風がこの後も続きそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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