宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 6/18 11:32 更新 フレアは少なくなっています。太陽風はやや高速になっています。 担当 篠原 太陽は、昨日、17日14時(世界時17日5時)に2087群でC4.7、 17日17時(世界時17日8時)に2093群でC3.0が発生しましたが、 その後は、C1の小さいフレアが3回ほど起きたくらいで、 全体としては穏やかになりつつあります。 GOES衛星のX線写真の動画も、 小さい輝きは少なくなっている印象です。 太陽風は、昨日の夕方から磁場強度がゆっくりと強まって、 今朝には10nT近くまで強まりました。 遅れるように、18日に入った頃から速度も次第に高まって、 現在は470km/秒付近とやや高速の風に変わっています。 速度の高まりが始まると、磁場強度は低下して、 現在は5nTと平均的な値に戻っています。 太陽風は、弱い高速風の領域に入っているようです。 磁場の南北成分は、 今朝、18日4時(世界時17日19時)くらいから南向きに強まり、 -7nTと、ある程度の強まりが4時間ほど続きました。 速度がやや高まっていることもあり、 磁気圏の活動は強まって、 AE指数は800nTの中規模の変化になっています。 しかし、現在は磁場は北向きに再び切り替わっているので、 磁気圏も静かになっているでしょう。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、 目立ったコロナホールはなく、 太陽風の変動はあまり高まらずに推移しそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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