宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 6/12 13:29 更新 2087黒点群ではXクラスやMクラスのフレアが続いています。太陽風は高速の状態です。 担当 篠原 太陽の南東端(左下)の2087黒点群では、 活発にフレアが続いています。 昨夕、11日18時(世界時11日9時)のX1.0を最大に、 M3.0、M3.9の中規模フレアや、 Cクラスのフレアを5回程度起こしています。 活発な様子をSDO衛星AIA131の動画でご覧下さい。 引き続き、この領域の活動に注目して下さい。 太陽全体としては、この他にも 2080群でM1.8や、2089群でC2.6、2085群でC3.6など、 あちこちで活動が起きています。 太陽風は、昨日のニュースの後、更に速度が上がり、 11日17時(世界時11日8時)には、600km/秒に達しました。 8時間ほど600km/秒台を推移して、 今日に入った頃から速度はゆっくりと下がり、 現在は520km/秒と、高速風は続いていますが、 昨日程度に戻りました。 磁場強度は5nT付近で安定し、現在は3nTへ一段下がっています。 太陽風磁場の南北成分は、0nTを挟んで、南北に小さく振れる程度です。 このため、太陽風の速度は高まったものの、 磁気圏の活動はあまり大きくはならず、 AE指数500nTの中規模の変動が2回発生した程度です。 今後の太陽風の変化は考えにくいところですが、 昨日お知らせしたCMEによる弱い乱れが、 今夜から明日くらいに到来する可能性があります。 どの程度の変化が見られるでしょうか。 ちょうどここで、M2に達する中規模フレアが発生しました。 今回も2087黒点群の様です。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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