宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 6/ 8 14:25 更新 太陽風の乱れが到来して、磁気圏の活動が高まっています。 担当 篠原 太陽風は、深夜、8日1時(世界時7日16時)に急に乱れが到来して、 速度は、350km/秒から430km/秒へ、 磁場強度は、5nTから15nTヘそれぞれ高まりました。 磁場の南北成分は、初めは北向きに強まりましたが、 以降、南北に大きく振れる様になり、 短い時間ですが、南向きが -10nTまで強まる時間帯も発生しました。 そして、今日の昼、8日11時(世界時8日2時)頃から、 太陽風は、速度は500km/秒、磁場強度は25nT近くまで高まる 第二弾の変動が到来しています。 磁場の南向きも強まって、-15nTに達しています。 この影響で、磁気圏の活動が高まっていて、 AE指数は500〜800nTの中規模の変化が発生しています。 現在、磁場の南向きが一段と強まっていますが、 京都大学のAE指数のグラフでは、 最新データでは1200nTに達する大きな変動が起きています。 引き続き太陽風の高まりと、 オーロラ活動の高まりに注目して下さい。 太陽では、2080黒点群と2085黒点群は、 昨日よりも大きくなっています。 可視光写真では、似た姿ですぐ近くに並んでいます。 一方、フレアの活動はそれほど活発ではなく、 この2つの黒点群ではBクラスの変化に留まっています。 GOES衛星のX線データでは、 C3.0とC1.1の小規模フレアが発生していますが、 これは西の端の2083黒点群で起きています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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