宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 3 --- ---
6/ 2 --- ---
6/ 1 10:26 C2.4

黒点  6/ 3 (NOAA)
磁場 フレア
2075 1 α ---
2077 12 β C1
2078 1 α ---
2079 2 α C2

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:56 319 +5.7
-2 h 319 +5.4
-4 h 317 -7.7
-6 h 310 -3.4
-8 h 306 +0.6
-10 h 299 -1.1
-12 h 289 +0.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -12 -/ -
-2 h -17 -/ -
-4 h -13 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -8 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^1
6/ 3 0.3 3x10^1
6/ 2 0.3 2x10^1
6/ 1 0.3 2x10^1
5/31 0.3 3x10^1
5/30 0.3 6x10^0

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/29 13:27 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。プレアデス星団が消えていきました。
2014/ 5/30 13:48 太陽風の磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動がやや高まりました。
2014/ 5/31 13:35 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が高まりました。
2014/ 6/ 1 11:55 太陽風は一段と低速になっています。太陽の東端で小規模フレアが起きています。
2014/ 6/ 2 11:51 太陽風は300km/秒前後の低速風になっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 6/ 3 13:01 更新
太陽風は低速風が続いています。磁場の南向きによって、オーロラの活動が高まりました。

担当 篠原

昨日の午後に、太陽風の速度が更に下がり、
260km/秒とかなり遅い状態になりました。
その後ゆっくりと上昇して、
現在は320km/秒と昨日程度の低速風に戻っています。

一方、太陽風の磁場は、
今朝、3日7時(2日22時)くらいから南向きに大きく振れ、
-8nTほどの南向きが3時間近く続きました。

この影響で磁気圏の活動が強まって、
AE指数は600nTの中規模の変化が発生しています。
この頃の昭和基地のオーロラを全天カメラの動画で紹介します。
静かだった夜空が、急に明るい輝きに包まれています。

現在の太陽風磁場は北向きに振れていて、
磁気圏は穏やかになっていると思われます。


太陽は、とても穏やかになっていて、
X線のグラフはBクラスの小さい変化がいくつか見える程度です。

黒点は、東側の2077群と2079群が目立つくらいで、
1ヶ月前はにぎやかだったのに、だいぶ寂しくなっています。




南極の昭和基地で、世界時2日23時に観測されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。