宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:11)
今日、C2.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/ 4 10:28 C2.1
6/ 3 12:50 M1.4
6/ 2 --- ---

黒点  6/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2075 1 α ---
2077 6 β M1
2078 1 α ---
2079 1 α ---
2080 2 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:07 342 +1.5
-2 h 339 +1.7
-4 h 347 +3.5
-6 h 348 +3.6
-8 h 357 +6.5
-10 h 355 -3.7
-12 h 339 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 -3 -/ -
-2 h -3 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -5 -/ -
-8 h -7 -/ -
-10 h -6 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^0
6/ 4 0.3 1x10^1
6/ 3 0.3 3x10^1
6/ 2 0.3 2x10^1
6/ 1 0.3 2x10^1
5/31 0.3 3x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/30 13:48 太陽風の磁場が南向きに振れて、磁気圏の活動がやや高まりました。
2014/ 5/31 13:35 太陽風磁場が南向きに強まって、磁気圏の活動が高まりました。
2014/ 6/ 1 11:55 太陽風は一段と低速になっています。太陽の東端で小規模フレアが起きています。
2014/ 6/ 2 11:51 太陽風は300km/秒前後の低速風になっています。太陽も穏やかです。
2014/ 6/ 3 13:01 太陽風は低速風が続いています。磁場の南向きによって、オーロラの活動が高まりました。
最新のニュース

2014/ 6/ 4 11:11 更新
太陽風は低速です。M1のフレアが発生しました。5月の黒点数は75でした。

担当 篠原

2014年5月の黒点相対数平均値は75.2 と、
SIDCより発表されました。
1994年以降の推移を、図の1枚目に掲載します。

この半年ほど、黒点数は80を超える
高めの状態が続いていたのですが、
今回の高まりも一段落となるのでしょうか。

特に、5月の後半からは太陽の北半球側に黒点が現れず、
黒点数は50前後に下がっていました。

もちろん、現在は北半球側に2079群が見えていますし、
この後も黒点数は増えたり、減ったりしながら、
ゆっくりと長期変化をすることになります。



太陽風は、320km/秒から340km/秒へ小幅の変化をしたくらいで、
低速の風が安定して続いています。
磁場強度は、8nT前後とやや強まったまま安定しています。

磁場の南北成分は概ね北寄りで、
磁気圏への影響は小さく、AE指数はほとんど変化していません。

SDO衛星AIA193では、
南半球の高緯度域にコロナホールが見えています。
緯度が高いので、地球への影響は小さいでしょう。


太陽では、中央部の2077黒点群で、
昨日の昼、3日13時(世界時3日4時)に、
M1.3の中規模フレアが発生しました。
Mクラスフレアの発生は、
5月24日以来、10日ぶりです。

2077群は、先ほど、4日10時半(世界時4日1時半)にも、
C2.1の小規模フレアを起こしています。

この他に、2079群や、東の端から現れてきた新しい領域などで、
小さい活動が見られています。
太陽のフレア活動が、いくらかにぎやかになるかもしれません。




太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:SIDC、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。