宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 6/ 6 14:11 更新 太陽風は低速ですが、磁場の南向きでオーロラが少し強まっています。 担当 篠原 昨日発生した、フィラメント噴出によって発生したCMEの様子を、 SOHO衛星LASCO C3の動画で紹介します。 これを見ると、CMEのガスは左下を中心に噴き出していますが、 一部が淡く太陽を包む様に広がっています。 このため、CMEの一部は地球の方向に向かっているかもしれません。 その場合、発生から到来まで4〜5日程度と考えると、 6月9〜10日くらいに太陽風の弱い乱れがやって来るかもしれません。 磁場の強まりが流れてくると、 オーロラの活動が高まる可能性もあります。 現在の太陽風は、速度は350km/秒と低速、 磁場強度は5nTと平均的な値で、それぞれ安定しています。 ACEの図の中程から、磁場の南北成分が南向きにやや強まり、 磁気圏のオーロラ活動を高めています。 AE指数は、後半から500nTの中規模の変化が続いています。 その始まりの頃にあたる、6日6時(世界時5日21時)の 昭和基地のオーロラの動画を掲載します。 それまで暗かった空が、急にオーロラの光で満たされます。 今日のSDO衛星AIA193の写真では、 太陽の南半球のコロナホールは、 三角形を描くように低緯度側にせり出しています。 このくらいになると、地球へも影響がやって来そうです。 太陽は、東に2082黒点群、西に2083黒点群と 黒点が新しく出現していますが、 フレアの発生はなく、活動は穏やかです。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) 南極の昭和基地で全天カメラにより撮影された、世界時5日21時のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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