宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 5/24 12:46 更新 太陽風は500km/秒の高速風になり、オーロラの活発な活動も発生しました。 担当 篠原 昨日のニュースの直後に、太陽風の速度は高まって、 500km/秒の高速風になりました。 磁場強度も10nTに強まった状態が続きましたが、 磁場の南北成分は北向きで、磁気圏は穏やかでした。 しかし、24日0時(世界時23日15時)頃に、 磁場は南向きに反転して、-7nTほどになりました。 速度が500km/秒に高まっていたこともあって、 磁気圏の活動は一気に強まりました。 AE指数のグラフは、24日1時(世界時23日16時)以降 1000nTに達する激しい変動が続いています。 その始まりの頃のオーロラの様子を、 南極・昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。 それまで暗かった空が、オーロラの光で急に輝き始めます。 これから、というところで撮影が止まっていて、 残念ですが最も華やかな場面は見ることができませんでした。 太陽風の磁場は、 24日7時(世界時23日22時)頃に様子が変わったようで、 強度は5nTに下がり、 南北成分は0nT付近で変化するようになっています。 このため、磁気圏の活動は弱まって、 AE指数の激しい変化は終わっています。 太陽風の速度は、現在も450km/秒とやや高まっていますが、 乱れの中心は通り過ぎたようで、 これから穏やかな状態に戻りそうです。 太陽は、C1の小さいフレアが2回起きた程度で、 全体としては穏やかです。 東側の2071群、2073群は少し発達しているようで、 今後の様子に注目して下さい。 南極の昭和基地で、世界時23日17時に観測されたオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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