宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 5/20 10:00 更新 太陽風は350km/秒の低速風が1週間続いています。太陽も穏やかです。 担当 篠原 太陽風は、350km/秒と低速の状態が安定して続いています。 磁場強度も、5nTと平均的な値が続いています。 ACE衛星のグラフは、 昨日の図と今日の図の区別がつかないくらいです。 7日幅のACEのグラフを1枚目に掲載します。 6日分のデータが表示されていますが、 速度の黄色線は、ほとんど横に一直線です。 太陽風磁場の南北成分は、南や北に揺れています。 磁気圏では弱い活動が時々起きていて、 AE指数には200nT程度の小さい変化が見られます。 SDO衛星AIA193の太陽写真は、 全体にもやもやとコロナのガスが広がっていて、 コロナホールの暗い広がりは特に見られません。 27日周期の図の前周期の太陽風も、 4月24〜25日に速度の小さい高まりがありますが、 その後は低速の風がずっと続いています。 今回もこのまま当分、速度の遅い太陽風が続くかもしれません。 この様な長期的な変化にも注目して下さい。 太陽は、東端(左端)に新しく姿を現した2071黒点群で C1.2の小さいフレアが起きましたが、 全体としては穏やかな状態が続いています。 東端の新しい領域は、どの程度の活動度でしょうか。 ACEによる、7日幅の太陽風の変化。速度(黄色線)がほとんど一直線になっています。 (c) NOAA/SWPC SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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