宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/20 --- ---
5/19 --- ---
5/18 15:30 C3.8

黒点  5/20 (NOAA)
磁場 フレア
2060 2 α ---
2061 2 α ---
2063 14 β C1
2064 2 β ---
2065 3 α ---
2066 7 β ---
2069 1 α ---
2070 6 β ---
2071 3 β C1

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:56 344 +0.2
-2 h 353 +4.2
-4 h 348 -1.0
-6 h 352 +2.2
-8 h 344 +0.3
-10 h 347 +1.3
-12 h 344 -2.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -5 -/ -
-2 h -6 -/ -
-4 h -7 -/ -
-6 h -8 -/ -
-8 h -9 -/ -
-10 h -11 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 8x10^1
5/20 0.3 1x10^2
5/19 0.3 1x10^2
5/18 0.3 1x10^2
5/17 0.3 2x10^2
5/16 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/15 13:17 太陽風は低速の状態が続いています。C8やC5のフレアが発生しています。
2014/ 5/16 10:05 太陽の端でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
2014/ 5/17 10:55 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 プレアデス星団がLASCO C3を通過中です。
2014/ 5/18 12:58 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。フレアは少なくなっています。
2014/ 5/19 11:57 太陽風は低速風が続いています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 5/20 10:00 更新
太陽風は350km/秒の低速風が1週間続いています。太陽も穏やかです。

担当 篠原

太陽風は、350km/秒と低速の状態が安定して続いています。
磁場強度も、5nTと平均的な値が続いています。
ACE衛星のグラフは、
昨日の図と今日の図の区別がつかないくらいです。

7日幅のACEのグラフを1枚目に掲載します。
6日分のデータが表示されていますが、
速度の黄色線は、ほとんど横に一直線です。


太陽風磁場の南北成分は、南や北に揺れています。
磁気圏では弱い活動が時々起きていて、
AE指数には200nT程度の小さい変化が見られます。


SDO衛星AIA193の太陽写真は、
全体にもやもやとコロナのガスが広がっていて、
コロナホールの暗い広がりは特に見られません。

27日周期の図の前周期の太陽風も、
4月24〜25日に速度の小さい高まりがありますが、
その後は低速の風がずっと続いています。
今回もこのまま当分、速度の遅い太陽風が続くかもしれません。
この様な長期的な変化にも注目して下さい。


太陽は、東端(左端)に新しく姿を現した2071黒点群で
C1.2の小さいフレアが起きましたが、
全体としては穏やかな状態が続いています。

東端の新しい領域は、どの程度の活動度でしょうか。




ACEによる、7日幅の太陽風の変化。速度(黄色線)がほとんど一直線になっています。
(c) NOAA/SWPC


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。