宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:27)
今日、C6.4の小規模フレアが発生しました。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/22 12:04 C6.4
5/21 16:08 C1.6
09:58 C2.2
5/20 10:20 C1.9

黒点  5/22 (NOAA)
磁場 フレア
2061 1 α ---
2065 3 α ---
2066 3 β C2
2069 5 β ---
2071 10 β C2
2072 7 β ---
2073 1 α ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:18 318 -3.4
-2 h 323 +3.1
-4 h 319 +2.8
-6 h 317 -1.4
-8 h 325 +0.2
-10 h 326 -1.0
-12 h 318 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 0 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -4 -/ -
-12 h -5 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 5x10^1
5/22 0.3 1x10^2
5/21 0.4 7x10^1
5/20 0.3 1x10^2
5/19 0.3 1x10^2
5/18 0.3 1x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/17 10:55 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 プレアデス星団がLASCO C3を通過中です。
2014/ 5/18 12:58 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。フレアは少なくなっています。
2014/ 5/19 11:57 太陽風は低速風が続いています。太陽も穏やかです。
2014/ 5/20 10:00 太陽風は350km/秒の低速風が1週間続いています。太陽も穏やかです。
2014/ 5/21 11:27 太陽風は低速で、磁気圏も静穏です。太陽の東で小規模フレアが起きています。
最新のニュース

2014/ 5/22 13:27 更新
C6.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速風が続いています。

担当 篠原

今日の昼、22日12時(世界時22日3時)に、
太陽の中央部の2072黒点群で、
C6.4とやや大きいCクラスの小規模フレアが発生しました。

SDO衛星AIA131の動画を掲載します。
明るい輝きが短時間で終わるタイプのフレアです。
CMEの発生は伴っていない様に思われます。

太陽では、東の端に2073黒点群が現れています。
しかし、特にフレアの活動を起こす様子は見られません。


太陽風は、速度が330km/秒から310km/秒へ更に下がっています。
磁場強度は6nTと、強さは特に変わっていませんが、
27日周期の図を見ると、
太陽風磁場のセクターが切り替わったようです。
今回の切り替わりでは、
太陽風の速度や磁場強度に目立った変化は起きていません。

磁気圏の活動も穏やかで、
AE指数のグラフは全く変化していません。


太陽風の低速状態は、一段と深まってきました。
27日前の前周期の太陽風も、このまま遅い状態が続いています。
今回も穏やかな風が続きそうです。



2072黒点群で発生した C6.4の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。