宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2014/ 5/22 13:27 更新 C6.4の小規模フレアが発生しました。太陽風は低速風が続いています。 担当 篠原 今日の昼、22日12時(世界時22日3時)に、 太陽の中央部の2072黒点群で、 C6.4とやや大きいCクラスの小規模フレアが発生しました。 SDO衛星AIA131の動画を掲載します。 明るい輝きが短時間で終わるタイプのフレアです。 CMEの発生は伴っていない様に思われます。 太陽では、東の端に2073黒点群が現れています。 しかし、特にフレアの活動を起こす様子は見られません。 太陽風は、速度が330km/秒から310km/秒へ更に下がっています。 磁場強度は6nTと、強さは特に変わっていませんが、 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターが切り替わったようです。 今回の切り替わりでは、 太陽風の速度や磁場強度に目立った変化は起きていません。 磁気圏の活動も穏やかで、 AE指数のグラフは全く変化していません。 太陽風の低速状態は、一段と深まってきました。 27日前の前周期の太陽風も、このまま遅い状態が続いています。 今回も穏やかな風が続きそうです。 (c) SDO (NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |