宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2014/ 5/17 10:55 更新 太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 プレアデス星団がLASCO C3を通過中です。 担当 篠原 SOHO衛星LASCO C3カメラの左端に現れた プレアデス星団(すばる)は、 右へ向かって少しずつ移動しています。 星団全体の星の並びもきれいに見えていて、 ちょっとした宇宙望遠鏡を眺めている気分です。 1週間ほどすると、左下からおうし座の赤い目玉、 アルデバランが現れます。 太陽はおうし座を通過中です。 その太陽では、西の端に近づいた2056黒点群の フレアが増えています。 16日16時(世界時16日7時)のC5.7を最高に、 C1〜3の小さいフレアも3回ほど起きています。 一方、GOES衛星のX線写真の動画では、 北東の2063群や、2061群の北に新しくできた2066群の 小さい活動が目立っています。 今後はこれらの領域に注意が必要かもしれません。 太陽風は、340〜350km/秒と低速の状態で安定しています。 磁場強度も、6nTと平均的な強度が続いています。 このまま穏やかな太陽風が続きそうです。 磁場の南北成分は0nT付近で推移しています。 磁気圏の活動も概ね穏やかで、 AE指数は小さい変化が見られる程度です。 今日は電離圏観測用の短波レーダーの調整作業のため 九州大学に来ています。 ペルーに新しく設置する観測機材の準備と、 現在福岡で動かしているレーダーの調整です。 順調に進むといいのですが。 (c) SOHO (ESA & NASA) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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