宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:55)
今日、C2.5の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/17 05:11 C2.5
5/16 15:50 C5.7
09:04 C1.8
5/15 14:22 C3.2
12:35 C3.2
11:30 C5.0
00:44 C4.3
00:00 C8.3

黒点  5/17 (NOAA)
磁場 フレア
2055 3 β ---
2056 7 βγ C6
2057 1 α ---
2060 11 βγ C3
2061 2 α ---
2063 11 β C3
2064 3 β ---
2065 3 β ---
2066 5 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:47 340 -1.3
-2 h 345 -0.5
-4 h 354 +0.8
-6 h 353 +0.5
-8 h 340 -1.3
-10 h 348 +2.3
-12 h 341 +0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 -3 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -3 -/ -
-6 h -4 -/ -
-8 h -3 -/ -
-10 h -3 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^2
5/17 0.3 2x10^2
5/16 0.3 5x10^2
5/15 0.4 4x10^2
5/14 0.3 6x10^2
5/13 0.3 6x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/12 12:07 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。
2014/ 5/13 13:41 太陽風は低速ですが、今後速度の高まりが始まるかもしれません。
2014/ 5/14 11:29 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2014/ 5/15 13:17 太陽風は低速の状態が続いています。C8やC5のフレアが発生しています。
2014/ 5/16 10:05 太陽の端でフィラメント噴出が発生しています。太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。
最新のニュース

2014/ 5/17 10:55 更新
太陽風は低速で、磁気圏も穏やかです。 プレアデス星団がLASCO C3を通過中です。

担当 篠原

SOHO衛星LASCO C3カメラの左端に現れた
プレアデス星団(すばる)は、
右へ向かって少しずつ移動しています。
星団全体の星の並びもきれいに見えていて、
ちょっとした宇宙望遠鏡を眺めている気分です。

1週間ほどすると、左下からおうし座の赤い目玉、
アルデバランが現れます。
太陽はおうし座を通過中です。


その太陽では、西の端に近づいた2056黒点群の
フレアが増えています。
16日16時(世界時16日7時)のC5.7を最高に、
C1〜3の小さいフレアも3回ほど起きています。

一方、GOES衛星のX線写真の動画では、
北東の2063群や、2061群の北に新しくできた2066群の
小さい活動が目立っています。
今後はこれらの領域に注意が必要かもしれません。


太陽風は、340〜350km/秒と低速の状態で安定しています。
磁場強度も、6nTと平均的な強度が続いています。
このまま穏やかな太陽風が続きそうです。

磁場の南北成分は0nT付近で推移しています。
磁気圏の活動も概ね穏やかで、
AE指数は小さい変化が見られる程度です。




今日は電離圏観測用の短波レーダーの調整作業のため
九州大学に来ています。
ペルーに新しく設置する観測機材の準備と、
現在福岡で動かしているレーダーの調整です。
順調に進むといいのですが。



SOHO衛星LASCO C3カメラの左上を、プレアデス星団(すばる)が通過中です。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。