宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2014/ 5/15 13:17 更新 太陽風は低速の状態が続いています。C8やC5のフレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風は、340km/秒と低速の風が続いています。 磁場強度も5nTと平均的な値で落ち着いています。 27日周期の図を見ると、 太陽風磁場のセクターは切り替わりましたが、 今回は速度の高まりは到来していません。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTをはさんで、 南北に小さくゆっくりと振れています。 磁気圏の活動は穏やかで、AE指数は特に変化はしていません。 SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、 特にコロナホールは見られず、 このまま穏やかな太陽風が続くのかもしれません。 太陽では、昨夜、14日22時(世界時14日13時)に、 2056黒点群でC8.3と大きいCクラスのフレアが発生し、 今日、15日11時半(世界時15日2時半)には、 2058黒点群でC5.0のフレアが発生しています。 フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 太陽の東側に昨日現れた2063黒点群は、規模が少し大きくなり、 その隣りに2064黒点群が発生しています。 にぎやかな太陽面が続いています。 2056黒点群のC8.3と2058黒点群のC5.0フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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