宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:17)
今日、C8.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
5/15 12:35 C3.2
11:30 C5.0
00:44 C4.3
00:00 C8.3
5/14 22:56 C7.3
21:59 C3.6
17:48 C2.6
13:37 C2.1
09:49 C2.8
06:52 C6.8
5/13 --- ---

黒点  5/15 (NOAA)
磁場 フレア
2055 9 β ---
2056 13 βγ C8
2057 4 β ---
2058 9 β C5
2060 23 βγ C2
2061 1 α ---
2062 4 β ---
2063 5 β C3
2064 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:07 343 +1.6
-2 h 346 +1.6
-4 h 341 -1.2
-6 h 348 +1.4
-8 h 352 -1.1
-10 h 355 +2.1
-12 h 353 +1.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 -3 -/ -
-2 h -5 -/ -
-4 h -6 -/ -
-6 h -6 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h -5 -/ -
-12 h -9 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 2x10^2
5/15 0.4 4x10^2
5/14 0.3 6x10^2
5/13 0.3 6x10^2
5/12 0.4 2x10^2
5/11 0.4 6x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
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EIT284 (SOHO)
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STEREO (STEREO)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2014/ 5/10 10:12 太陽風、磁気圏は穏やかです。ブリティッシュコロンビアのオーロラをどうぞ。
2014/ 5/11 10:51 C8.7などCクラスのフレアが発生しています。太陽風はやや低速です。
2014/ 5/12 12:07 Cクラスのフレアが続いています。太陽風は平均的な速度です。
2014/ 5/13 13:41 太陽風は低速ですが、今後速度の高まりが始まるかもしれません。
2014/ 5/14 11:29 太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
最新のニュース

2014/ 5/15 13:17 更新
太陽風は低速の状態が続いています。C8やC5のフレアが発生しています。

担当 篠原

太陽風は、340km/秒と低速の風が続いています。
磁場強度も5nTと平均的な値で落ち着いています。

27日周期の図を見ると、
太陽風磁場のセクターは切り替わりましたが、
今回は速度の高まりは到来していません。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTをはさんで、
南北に小さくゆっくりと振れています。
磁気圏の活動は穏やかで、AE指数は特に変化はしていません。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真には、
特にコロナホールは見られず、
このまま穏やかな太陽風が続くのかもしれません。


太陽では、昨夜、14日22時(世界時14日13時)に、
2056黒点群でC8.3と大きいCクラスのフレアが発生し、
今日、15日11時半(世界時15日2時半)には、
2058黒点群でC5.0のフレアが発生しています。
フレアの様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。

太陽の東側に昨日現れた2063黒点群は、規模が少し大きくなり、
その隣りに2064黒点群が発生しています。
にぎやかな太陽面が続いています。




2056黒点群のC8.3と2058黒点群のC5.0フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、 (写真加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。